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[プロ野球選手 出身地ランキング]トップは強豪ひしめく激戦区、東京は4位に! 佐々木朗希、大谷翔平を輩出した岩手は?

10/14(月) 10:10配信

REAL SPORTS

47都道府県で最も多くのプロ野球選手を輩出しているのはどこか――。

本稿では、2009年から2018年までにドラフトで指名され、プロ入りを果たした全選手を対象に出身地別でランキング化した。上位はどの都道府県か? いったいどんな傾向が見えてくるのか? そしてあなたの出身地は、いったい何人のプロ野球選手を生み出しているのだろうか? ぜひ予想しながら読み進めてほしい。

(本記事は、8月1日に『REAL SPORTS』で掲載された記事に一部、加筆・修正を行って掲載しています)

1位は圧倒的91人の大阪 断トツの人口を誇る東京は4位に

過去10年間、ドラフトで指名されてプロ入りを果たした選手は995人(育成指名も含む)。そのすべてを対象に「出身地別」でランキングを作成すると、興味深いデータが導き出される。

1位に輝いたのは大阪の91人。平均すると毎年9人のプロ野球選手を球界に送り込んでいる「野球王国」だ。プロ野球選手の輩出数は、当たり前だが都道府県の人口とおおむね比例する。大阪府の人口は2019年6月時点で882万3069人。全国では東京都、神奈川県に次いで3位だ。ただ、神奈川県の64人(2位)、東京都の54人(4位)と比較しても過去10年、大阪のプロ野球選手輩出数は群を抜いている。

理由として考えられるのは、シンプルに「野球が盛んで、アマチュアのレベルが高い」ことが挙げられる。現在の高校野球界では大阪桐蔭が「王者」として君臨しているが、それ以外にも履正社、近大付、大体大浪商、東海大仰星などの強豪校がひしめく激戦区。2016年を最後に休部状態となっているが、1980年代以降の高校野球界を牽引し続けたPL学園もまた、大阪球界を代表する高校の一つだ。

高校のレベルと比例するように、小学校、中学校のレベルも非常に高い。そのため、中学までは大阪でプレーしながら高校からは他県の強豪校に進学し、その後プロ入りを果たしている選手も多い。代表的な選手としてはダルビッシュ有(シカゴ・カブス/大阪府羽曳野市出身で高校から宮城・東北高校)などが挙げられる。

2位の神奈川県も大阪府同様、高校野球が盛んなのが大きな理由といえる。過去10年のプロ入り選手だけを見ても、秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)、菅野智之(読売ジャイアンツ)、田中広輔(広島東洋カープ)、松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)など、そうそうたるメンツがプロ入りを果たしている。

そんな中、人口は47都道府県で断トツ(1392万9286人)の東京都が54人で4位というのはやや意外な結果といえる。菊池涼介、鈴木誠也(広島)、秋吉亮(北海道日本ハムファイターズ)、山崎康晃(横浜DeNAベイスターズ)、茂木栄五郎(楽天)といった主力レベルの選手も多いが、ドラフト時に「目玉」と呼ばれたような選手は佐々木千隼(千葉ロッテマリーンズ)、清宮幸太郎(日ハム)くらい。前述の大阪府、神奈川県同様、高校野球のレベルも高く、小中学校の野球部やクラブチームの数も全国的に見ればまだまだ多いが、ランキングではやや「劣勢」といったところか。

(※「碕」は「たつさき」が正式表記)

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最終更新:10/14(月) 17:04
REAL SPORTS

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