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残業代込みで生活している人の落とし穴とは?

10/14(月) 8:30配信

Sodan[ソダン]

近頃、あらゆる日本企業において残業を規制する動きが広まりつつあります。本来、労働環境が改善されるのは良いことのはずなのに、残業時間が減らされると家計が苦しくなってしまう……といった声も聞こえてきます。そこで今回は、家計における残業代の考え方についてのコラムをお送りいたします。

■残業に対する世の中の動きについて

昔から「日本人は働きすぎ」とよく言われているとおり、残業や休日出勤など、労働時間の長さがしばしば問題視されてきています。その影響を受け、近年この長時間労働を見直そうと「ワークライフ・バランス」なんて言葉を耳にする機会が増えましたよね。そして現在では、なるべく残業などを減らして自分自身に費やす時間を増やそうという流れになってきています。

たとえば、月末の金曜日は午後3時に退社することを推奨する「プレミアムフライデー」などは記憶に新しいですよね。こうした動きに応えて、企業も「No残業Day」を設けたりと、なるべく不要な残業や休日出勤を減らしていこうというのが社会的な流れと言えるでしょう。

■残業ありきの生活を送っている方の落とし穴とは

残業が減ると帰宅時間が早くなるため、その分自分や家族のことに時間を使えるようになります。一見すると良いことばかりに思えますが、はたして本当にそうなのでしょうか?

残業が減るということは、当然ですがその分残業代も減りますよね。つまり、残業が減った分だけ収入が減ることになるわけです。そのため、繁忙期だけ残業が多いという方はまだしも、毎月のように残業が発生している方は注意が必要です。なぜなら、こうした方は残業代を支給されるのが当たり前になってしまっているため、残業代を当てにした生活設計をしてしまいがちだからです。

本来、残業代というのは残業が発生した月だけ支給される手当ですよね。ところが、日頃から残業が多い方はこうした手当を毎月もらえるものと錯覚しがちです。筆者は、前職ではIT企業で働いておりました。忙しいプロジェクトで働いている時は、月の残業が100時間を超えることも珍しくありませんでした。しかし、いざプロジェクトが終わると残業が0時間という月もあり、月によって手取り収入が倍近く違うこともあるため、なかなか生活レベルを設定するのが難しかったことを覚えています。

このように、残業ありきの生活をしている方にとって、残業を減らしていく昨今の風潮は将来的な収入ダウンと置き換えて考えても良いでしょう。

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最終更新:10/14(月) 8:30
Sodan[ソダン]

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