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軽減税率適用チョコエッグも登場、チョコとフィギュアの比率を考慮

10/14(月) 20:03配信

日本食糧新聞

「食玩は、軽減税率の適用対象か?」というトピックで、真っ先に浮かぶ商品の一つがフルタ製菓の「チョコエッグ」だ。国税庁の指針では、価格の中で食品に関わる部分の価値が3分の2以上なら軽減税率となる。同社はチョコレートとフィギュアのバランスを考慮し、同商品を10%としている。

乾重一取締役営業本部本部長は「従来通り売ってくれているスーパーマーケットでは、売上げの落ちはない。しかし、今まで売ってくれていたところが『菓子で10%と8%の仕分け対応ができない』と扱いを取りやめる例が少なからずある」とする。

スーパーマーケットでは、小規模なところに限られるが、ドラッグストアなどは、菓子カテゴリーでの煩雑さによる管理費の上昇を嫌い大手チェーンドラッグストアでも、「棚落ち」の危機もあったという。「売上額が大きく、代替品がないこともありカットにはならなかった」(同)とする。

増税後第1弾は「ハローキティ コラボレーション」(21日発売)だ。「デヴィ夫人」「ヒカキン」「YOSHIKI」などとコラボした異色のハローキティのフィギュア。

「増税後第1弾は、今までにないチャレンジ商品を出した。その後、正統派の目玉商品をぶつける」(担当者)とし、第2弾は満を持して「アナと雪の女王」(12月発売予定)を投入する。11月下旬に「アナと雪の女王2」が公開されることもあり、ヒットは確実視される。

また8%の軽減税率が適用されるようチョコレートに対するフィギュアの比率を考慮した「チョコエッグキッズ(UMA)」(21日発売)も横軸展開する。未確認生物を題材にしたラインアップ。暗闇で光るフィギュアになっている。

全10種類+シークレット3種で発売する。イラスト、解説文は書籍「大迫力!世界のUMA未確認生物大百科」(西東社)のものを使用するなど本格的。単なる軽減税率対策商品ではなく、低年齢層の新たな顧客を獲得するためのブランドの多面深掘り戦略である。同商品誕生20周年の年に、降りかかった軽減税率問題を乗り越え、伸長を続けている。

日本食糧新聞社

最終更新:10/14(月) 20:03
日本食糧新聞

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