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[プロ野球選手 出身高校ランキング]トップは10年で17人輩出の強豪校! 甲子園未出場校もランクイン!

10/14(月) 13:10配信

REAL SPORTS

過去10年、プロ野球界に最も多くの選手を輩出している高校はどこか――。

本稿では、2009年から2018年までにドラフトで指名され、プロ入りを果たした全995選手を対象に出身高校をランキング化。なお、大学、社会人、独立リーグを経てプロ入りしたケースもランキングの対象内とし、プロ入りを拒否した選手は対象外としている。ぜひ予想しながら読み進めてほしい。


(本記事は、7月31日に『REAL SPORTS』で掲載された記事に一部、加筆・修正を行って掲載しています)

1位はやはり大阪桐蔭 驚異の17人を輩出

結論からいうと、ランキング1位は大阪桐蔭の17人。おそらく、多くの野球ファンのイメージ通り、誰もが納得いく結果といえるだろう。この10年間だけでも、甲子園で2度の春夏連覇を含む6度の優勝。現在の高校野球界を牽引する「絶対王者」に君臨し続けている。

大阪桐蔭のすごさは、高校野球界でも結果を残しつつ、さらに上の「プロ野球」というカテゴリーに多くの選手を送り込んでいる点にある。さらにいえば、プロに選手を送り込むだけでなく、後に1軍のレギュラークラス、球界を代表する選手へと成長しているケースが非常に多い。

過去10年間でドラフト指名された選手の中からも、森友哉、岡田雅利(ともに西武)が1軍の主力としてプレー。現在は苦しんでいるが、阪神で高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をあげた藤浪晋太郎も大阪桐蔭OBの一人だ。「過去10年間」のくくりにこだわらなければ、その面々はさらに豪華さを増す。

中村剛也(西武/2002年入団)、岩田稔(阪神/2006年入団)、西岡剛(元阪神/2003年ロッテ入団)、平田良介(中日/2006年入団)、中田翔(日本ハム/2008年入団)、浅村栄斗(楽天/2009年西武入団)……。各球団の主力はもちろん「侍ジャパンレベル」の一流選手をこれほど多く輩出している高校は、ほかにない。

また、大阪桐蔭の特徴としてもう一つ、「ドラフト1位選手の大量輩出」があげられる。前述の平田、中田、藤浪、森に加え、昨年ドラフトでは根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)が1位指名を受けてプロ入り。そのすべてが「高卒ドラフト1位」でもある。

高校野球界で結果を残しながら、プロで活躍する選手も育成する――。この2つを両立できる最大の理由。それは、「素質のある選手をしっかりと育て上げ、3年間でプロレベルまで到達させる」育成力にほかならない。

実は前述の大阪桐蔭出身選手のほとんどが、中学時代から全国に名をはせた、いわゆる「スーパー中学生」でもある。全国屈指の名門校である大阪桐蔭には毎年、有望な中学球児が集う。中にはそのスカウティングや、才能ある選手たちを集める「オールスター化」を批判的な目で見るファンもいるが、才能あふれた中学生を集めるだけで勝てるほど、高校野球は甘くない。実際に、中学時代までは「怪物」と騒がれながら、高校で思うように成長できなかった選手は星の数ほどいる。才能あふれる原石をしっかりと磨き上げ、3年間でドラフト1位指名されるレベルまで引き上げる――。簡単なようで実はおそろしく難しい作業を、大阪桐蔭はコンスタントにこなしているのだ。

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最終更新:10/14(月) 20:03
REAL SPORTS

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