ここから本文です

白樺学園、急成長の右サイド・坂本の好投で秋季全道初優勝

10/14(月) 7:00配信

高校野球ドットコム

第72回秋季北海道高校野球大会は13日に決勝が札幌円山球場で行われ、白樺学園が12対8で札幌日大を破り、秋の全道初優勝を果たした。

白樺学園、優勝の瞬間

 白樺学園は3点を追う5回に、途中出場で六番に入っていた坂本武紗士投手の2点タイムリーなど一挙6点を奪い逆転。7回にも坂本投手の2点タイムリーなどで3点を挙げて突き放した。その坂本投手は4回途中からリリーフし、4安打2失点と好投した。

 勝った白樺学園は11月15日に開幕する第50回明治神宮野球大会に北海道地区代表として出場する。

 白樺学園・戸出直樹監督のインタビュー
「選手が良く頑張ってくれた。とても嬉しく思います。粘り強く守って、攻撃もベンチワークもよくて、チーム一丸となれて戦えた。札幌日大さんの攻撃力を感じながらも、絶対負けないぞという雰囲気で戦ってくれた。エースの片山が打ち込まれて苦しかったが、坂本がよくリリーフしてくれた。とにかく動いて体をあっためて、集中力切らさず守ってくれたと思います。北海道の代表としてしっかり戦って、つぎにつながるように戦えたらと思います。」

 白樺学園・業天汰成主将のインタビュー
「最初は厳しい展開が続いて不安だったが、坂本がよく抑えてくれた。サイドなので、ツーシームをうまく使いたかった。最初は苦しんだが、終盤はうまく使えた。6対3になったときは少しヤバかったが、守備の粘り強さが攻撃に繋がった。諦めたら終わり。優勝して笑って終わろうと話していました。春夏、地区で負けて3年生と一緒に悔しい思いをした選手が、新チームにも何人かいるので、それが主力のメンバーたちが助けてあげられたのかなと思います。神宮大会は全道よりも厳しい戦いになる。守備からリズム作って、相手より1点でも多く取りたい。」

 両チーム合わせて27安打の打撃戦。札幌日大の明田圭喬(2年)と白樺学園の片山楽生(2年)の両先発投手が持ちこたえられない。両ベンチにとっては誤算とも言えるゲーム展開だった。

 その中で白樺学園を勝利に導いた救世主が背番号10の坂本武紗士(2年)。4回途中からの早いリリーフだったが、投球以上に打撃で魅せた。5回の最初の打席。札幌大谷は明田から準決勝で先発したエースの小林駿太(2年)への継投をしたばかり。その代わりっぱなを捉える2点タイムリー。この後も打線がつながり、ビッグイニングとなった。

 その裏に札幌日大の六番・石川真(1年)に2ランを浴びて1点差に詰め寄られるものの、6回に相手の攻撃を初めて0に抑えて波に乗った。8回の第3席では左中間へ2点タイムリー二塁打。「打撃も好き」と話す控え投手が決勝の主役になった。

 夏まではオーバースロー。夏休み途中にアドバイスを受けてサイドスローに変えた。捕手の業天が「ツーシーム」と語るのは、実は握りは直球でナチュラルに変化をしているものであるとも話した。

 成長著しいサイドスロー。次は11月の明治神宮大会で全国の強豪に投球を披露するつもりだ。

最終更新:10/14(月) 7:00
高校野球ドットコム

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事