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ドラフトは佐々木、奥川だけじゃない! 知られざる“隠れ”指名候補4選手に刮目せよ!

10/14(月) 17:01配信

REAL SPORTS

プロ野球を目指す選手にとって“運命の日”となるドラフト会議が、今年もいよいよ開催される。今回の目玉は、この夏に多くの話題をさらった佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)などが挙げられるだろう。だが、数々のドラマを生み出してきたこの一大イベントを存分に楽しむためには、1位候補の選手だけに注目していてはもったいない。

高校生では、井上温大(前橋商)と玉村昇悟(丹生)のサウスポー2人に注目

いよいよ17日に迫った今年のプロ野球ドラフト会議。今年は佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、森下暢仁(明治大)の3人の投手に注目が集まっており、1位指名も集中すると見られている。しかし毎年のことであるが、事前にはあまり評価の高くなかった選手がプロ入り後に主力選手に成長するケースは多い。そこで今回は事前に多く報道されておらず、下位指名の可能性が高いものの、将来の大化けが期待できる選手をカテゴリーごとに紹介したいと思う。

高校生でまず紹介したいのが井上温大(前橋商)、玉村昇悟(丹生)のサウスポー2人だ。高校生のサウスポーというと、スピードはあるもののコントロールに難があるというケースが多いが、この2人はそういうタイプではない。現時点では緻密とは言えないまでも、コーナーにしっかり投げ分けられ、しっかりと試合をつくれる制球力を備えているのだ。

井上の評判を聞いたのは今年の春先。フォームがとにかく良いサウスポーということで7月の群馬大会初戦に足を運んだ。対戦相手の富岡も県内では力のある高校ということで序盤は投手戦のまま進む。井上は3回まで毎回先頭打者にヒットを許すものの、後続をしっかり抑えてスコアボードに0を並べる。4回からはエンジンがかかり、6回までの3イニングをパーフェクト、4奪三振と見事なピッチングを見せる。結局7回に1点は失ったものの、8回を投げて被安打6、6奪三振、無四球(死球1)としっかり試合をまとめてみせた。

フォームはとにかくバランスが良いというのが第一印象。右足を上げたときに左足一本で真っすぐ立ち、少しだけクロスに踏み出すもののステップの幅も十分でスムーズに体重移動できているのだ。174cmと決して大柄ではないが、高い位置から縦に腕が振れるためボールの角度も申し分ない。この日の最速は139キロと最近の高校生にしては平凡だが、フォームが良いだけにまだまだ速くなるだろう。

一方の玉村は昨年秋から評判となっていた投手で、6月に静岡の常葉大菊川に遠征に来るという情報を聞いたためその練習試合に足を運んだ。試合前のキャッチボールから目立ったのがその腕の振りだ。177cmとこちらもそこまで大柄ではないが、長いリーチをとにかく柔らかく前で大きく振れるというのが特長。井上に比べると全体的に少し無駄な動きは気になるものの、トータルでフォームをうまくまとめることができている。特に良かったのが右打者の内角に決まるサウスポー独特の“クロスファイヤー”と言われるボールの角度。その逆になる外角にもしっかり狙って投げることができるため、より内角のボールが威力を発揮していた。

相手の常葉大菊川は静岡県内でも屈指の強豪校だが、玉村は初回に四球とセンター前ヒットで1点は失ったものの、2回以降はノーヒットピッチングを展開。5回1/3を投げて6奪三振とその実力を見せつけた。この日の最速は140キロと井上と同様に数字的には物足りなさはあったものの、ボールの質や角度は強い印象を残した。

ともにプロでしっかり育てれば、先発タイプとして面白い存在といえるだろう。

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最終更新:10/17(木) 22:21
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