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【東京商店街リサーチ】実は東京最強の子育てタウン? 特売生鮮品も、巨大アスレチックも徒歩圏内 江東区・大島駅周辺

10/14(月) 21:30配信

アーバン ライフ メトロ

川に四方を囲まれた、「結界」の中の街

 世代によって抱くイメージがまったく異なる街、江東区大島。筆者のような昭和の人間ならば「マンモス団地がある街」というイメージが強いのですが、近ごろはインドを中心とした外国人の流入が増えて、「スパイス料理の聖地」的な見方をしている人も多いと聞きます。

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 実際に訪れてみると、昔ながらの商店街がある一方でマンモス団地の中にも商業スペースが栄えていたりと独特な街並みを形成していて、なかなか単純ではなさそうです。この大島という街は、果たしてどのような特徴を持っているのでしょうか。

●立地
 大島地区は四方を川に囲まれています。北は堅川、東は荒川と旧中川、南には小名木川があり、西には横十間川と、まるで結界の中にあるかのよう。以前紹介した砂町銀座と立地が似ており、実際に北砂とは川を挟んで隣町の関係にあります。ただし大島の方が電車も道路も利便性が高く交通事情は良好です。

 いまいちマイナー感のある地名ではありますが、1600年代に村が作られたという記録が残っており、実は歴史のある街でもあります。

 ただ、今の形の大島となったのは1970年代に大規模な団地建設が行われてからでしょう。この団地の中でも特に大きな棟は、西大島駅直近の4丁目と、大島駅直近の6丁目にあり、この2か所だけでも約1万世帯が住んでいます(大島1~9丁目までの合計は約3万3000世帯、約6万3000人)。

●各商店街の特徴
 大島地区の商店街は、大きく分けてふたつのタイプがあります。ひとつは大島駅の東側にあるサンロード中の橋に代表される昔ながらの「一本道商店街」。もうひとつは団地の1階にさまざまな店が詰め込まれて商店街を形成している「団地内商店街」です。

生鮮品のお買い得さは、都内指折り

〇サンロード中の橋
 1918(大正7)年から続く歴史ある商店街。都営新宿駅線大島駅のA6出口を出て東に3分ほど歩くと入口が見えてきます。直線約300mの通りは新大橋通りから堅川・旧千葉街道まで続いており、さらに北上すると京葉道路・亀戸地区に出ます。

 業種は魚屋が3店あり、八百屋・青果店はその倍あるという充実ぶり。純然たる精肉店がなかったのが気になりましたが、お肉は商店街内にあるスーパーが一手に担っていると思われます。

 またお惣菜やパン屋も充実していて、予約待ちで何週間も待たないと買えない薄皮あんぱんで有名な「メイカセブン」は、この商店街の新大橋通り寄りにあります。

 価格帯については、生鮮品が驚くほど安く、特に八百屋の叩き売りには目を見張るものが。レギュラーの仕入れ商品以外にも、日替わりで「わけあり商品」が格安で売られていることもあって、間違いなく都内でも特に物価の安い商店街だと言えるでしょう。充実度を維持しているだけに人通りもあり、住環境によっては亀戸方面からここまで買い物に来るという選択も決して悪くありません。

〇大島中央銀座
 大昔のパチンコ屋のネオン看板かのような入口がとても印象的な商店街。砂町銀座とまったく同じで、明治通り(西大島)と丸八通り(大島)を東西に繋ぐ道に「大島中央銀座通り」と名前が付けられています。

 しかし近隣住民の生活を支える「生活型商店街」としては役目を終えてしまっていて、生鮮を扱う店はごくわずかです。今は飲食店通りとなっており、南インド料理など気になるお店が点在しています。

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最終更新:10/14(月) 21:30
アーバン ライフ メトロ

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