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マイナーチェンジ BMW X1 xドライブ25dに試乗 エクステリアを一新

10/14(月) 9:50配信

AUTOCAR JAPAN

ライバルはアウディQ3とレクサスNX

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
 
2代目のBMW X1はかなりの大成功を収めている。2015年の発売以来、2009年に発表された先代を上回る販売台数を記録し、昨年だけでも28万台以上が世界中のオーナーへと渡っている。最大のライバルは、アウディQ3とレクサスNXとなるだろう。

【写真】BMW X1 xドライブ25d (24枚)

そんなプレミアム・コンパクト・クロスオーバーという人気カテゴリーの成功モデルだからこそ、高い支持を持続することは難しい。エンジンの改良が必要となるほど環境規制は厳しくなり、明確に競争力のあるメルセデス・ベンツGLBも姿を表した。BMWはX1のマイナーチェンジの潮時だと判断したのだろう。

X1のモデル中期に与えられたデザイン上の変更は、従来のBMWの内容と比べると、かなり大幅と呼べるレベル。そもそも2代目X1のエクステリアデザインは、ライバルほどのビジュアルインパクトは備わっていなかった。

LEDヘッドライトの形状が一新し、キドニーグリルは主張が強くなった。フロントバンパーのデザインも新しくなり、フォグランプは円形から長方形へと変更。リアバンパーやLEDテールライトのデザインも更新され、新デザインのアルミホイールも設定された。

インテリアにも手が加えられ、より高級感漂う雰囲気を獲得している。インフォテインメント・システムはタッチモニター式の10.3インチ。ロータリーコントローラーに加えて、音声での操作も可能となっている。内装の素材も高品質なものに置き換えられている。

最高出力231psで、燃費は20.4km/L

X1のラインナップも見直され、エントリーグレードは前輪駆動のsドライブ16i。1.5L 3気筒ターボガソリンを搭載する。最上位グレードが今回試乗するxドライブ25d。2.0L 4気筒ターボディーゼルを搭載し、4輪を駆動する。

すべて合わせると7種類のグレードが存在することになる。プラグイン・ハイブリッドを搭載するxドライブ25eも、フェイスリフトに合わせて新しく導入されるが、英国のショールームに並ぶのは2020年になる予定。WLTP値で56.9kmを電気の力だけで走行可能となる。

xドライブ25dが英国や日本市場へ導入されるかどうかは未定だが、パフォーマンスは優れている。車重は1575kgで、最高出力231psを発生。最大トルクは1500rpmから45.8kg-mを発生させる。

8速ATが標準装備となり、静止状態からの発進や追い越し加速などでの力強さは、このクラスとしては標準以上といえる。0-100km/h加速に要する時間は6.6秒だ。

ディーゼルエンジンには排気ガスを浄化させるため、尿素を用いたSCR触媒コンバーターを採用。回転フィールも非常に滑らかで、存在感も控えめ。燃費は20.4km/Lで二酸化炭素の排出量も128g/kmと、お財布にも環境にも優しい部類に入るだろう。

BMWによれば、シャシー周りの変更は与えていないとのこと。X1は引き締まったサスペンション・スプリングとダンパーを備え、4輪駆動システムと組み合わされることで、優れた動的性能を獲得している。xドライブ25dの走りはスポーティと呼べると思う。

ステアリングの重さは、エコやコンフォート・モードでは適切な手応えだが、スポーツ・モードに変えるとやや人為的に増す印象がある。ボディの姿勢制御は、このクラス標準で見ればかなり優秀。ボディロールの発生も穏やかで漸進的だ。

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最終更新:10/14(月) 9:50
AUTOCAR JAPAN

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