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マクラーレン620Rのプロトタイプを撮影 GT4レース用マシンの公道バージョン

10/14(月) 7:50配信

AUTOCAR JAPAN

レース用マシンから受け継ぐエアロダイナミクス

マクラーレンは、600LTをベースにGT4レース用マシンの公道バージョンを開発していると、AUTOCARの取材に対し認めた。620Rと呼ばれるその新型車のプロトタイプを、初めて撮影することに成功した。

【写真】マクラーレン620R/570 MSO X/570S GT4/600LT (119枚)

公道でテストしている様子が初めて目撃された620Rのデザインは、昨年マクラーレンが米国のディーラーのために少数のみ製作した570S MSO Xと関係が深い。エアロダイナミクスのパッケージは、明らかにマクラーレンのレース用マシンから受け継がれたものだ。

巨大なリア・ウイングと張り出したフロント・スプリッターに加え、ルーフにはエアスクープが備わり、ボンネットにもエアインテークが開けられている。テスト車両から確認できたもう1つの大きな変更点は、600LTのように上方排気を採用せず、リア・バンパーからエグゾーストテールパイプが出ていることだ。これはマクラーレンのGT4レース用マシンとも共通する。

独自のホイールはおそらく、マグネシウムのような軽量な素材製だろう。このプロトタイプを見た限りでは、車高はそれほど低く落とされていないように思われるものの、サスペンションには600LTと設定の異なる専用チューニングが施されていると推測できる。そのコイルオーバーにはレース用マシンの開発で培われた知見が活かされているに違いない。

最高出力は620psに向上

このプロトタイプに装着されたナンバープレートを検索したところ、エンジンは3.8L V8ツインターボを搭載していることがわかった。基本は570Sや600LTと共通だが、その最高出力は620psに引き上げられていることが、車名から判断できる。レースの規定に縛られたGT4マシンよりパワフルだ。

写真からインテリアは見えないが、おそらくレース仕様のバケットシートや6点式ハーネスを装備し、走りに関係のない装備や機能が省略されているだろう。

現時点で620Rの情報は一切発表されていないものの、マクラーレンの広報担当者に質問したところ、その存在を認め、「こちらでご招待した選ばれたお客様にのみ、販売させていただくことになるでしょう」と語った。

少量限定生産になるようだが、米国の顧客向けにわずか10台しか製造されなかった570S MSO Xよりは多くの人に渡るだろう。価格は600LTより大幅に高くなると思われる。詳しい情報は、2020年になってから発表される見込みだ。

AUTOCAR JAPAN

最終更新:10/14(月) 7:50
AUTOCAR JAPAN

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