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ポルシェ・マカン EVになる次期型のさらなる情報が明らかに

10/14(月) 11:50配信

AUTOCAR JAPAN

内燃エンジンの現行モデルもしばらく併売

ポルシェのSUV部門責任者が、完全な電気自動車となる次世代型マカンの情報を明かした。

【写真】ポルシェ・マカン/タイカン (105枚)

AUTOCARで2018年10月に初めて報じたとおり、次世代のポルシェ・マカンは電気自動車になることが既に発表されている。この次期型は、ポルシェにとって新しいモデルとして生まれ変わるため、そのことを反映して現行のマカンとはまったく異なるボディスタイルになるという。

フランクフルト・モーターショーで話を聞いた際、ポルシェのSUV部門でディレクターを務めるジュリアン・バウマンは、次期型マカンが発売された後も、既存の内燃エンジンを搭載するマカンはしばらくの間、併売されることを認めた。この戦略は、パナメーラとタイカンの関係性にも似ている。

電気自動車となるマカンは、2021年に発表される見込みだ。タイカンと同様、当初は高性能なグレードから発売になる。その高性能モデルには、ポルシェの慣例に従い「ターボ」のバッジが付けられるだろう。その後も当分の間、現行型マカンの販売は継続される。その理由について、バウマンは「まだEVに移行する準備ができていないお客様」がいるため、「2つの異なるモデルを併売することになるでしょう」と語った。

タイカンの開発チームが空力を担当

実際、この2つのマカンは根本的に異なる。電動化される次期型モデルには、タイカンのJ1プラットフォームを改良したものが使われる予定だからだ。

このプラットフォームは、フォルクスワーゲン・グループの新しい高級電気自動車用プラットフォーム「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」の元にもなる。高い柔軟性を備えるPPEは、車高の低いGTから背が高いSUVまで、同じハードウェアを共有することができる。

ポルシェのルッツ・メシュケ副会長によれば、今のところPPEはアウディとポルシェのみで使われる予定で、両社が各々アーキテクチャを開発するよりも、コストを30%削減できるという。

タイカンとマカンではモデルとしての役割が異なるものの、両車の開発に「根本的な違いはない」とバウマンは言っている。「現行マカンはそれほど空力を重視していませんが、次期型ではかなり力を入れて開発しています。これにはタイカンの開発チームが参加しています。タイカンの空力性能において、われわれは一切諦めることをしませんでした。マカンでも同じだと、わたしは確信しています。600kgのバッテリーを積むことは運動性能にとって有利とは言えませんが、重心が低くなるという利点があります」。

完全な電気自動車専用モデルとして開発されるため、フロントにエンジンの搭載を考慮する必要がない。そのため、フロントノーズを短くすることが可能だとバウマンは言う。

「電気自動車となる次期型マカンのデザインは、次の段階を切り開くことになります。しかし、(現行マカンと)ボディ構造は一切共有しないにもかかわらず、一目でそれと分かるでしょう」と、バウマンは語った。

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最終更新:10/14(月) 13:24
AUTOCAR JAPAN

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