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結婚と出産も先延ばし…精子の凍結保存がブームに

10/15(火) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

精子を凍結する男性が増えている、とニューヨーク・ポストのマリサ・デラット氏が報じた。

避妊のためにパイプカットする前に「保険」として行う人がいる一方、年を取ると精子も老化し、遺伝子変異や不妊症につながる可能性があるという理由から行う人もいる。

精子の凍結は、ミレニアル世代の晩婚化と出産の高齢化からくる最新のトレンドだ。

時の流れを感じているのは女性だけではない。

男性も、子どもを持てるタイムリミットのプレッシャーに直面していて、その結果として、精子を凍結している、とマリサ・デラット(Marisa Dellatto)氏がニューヨーク・ポストで報じた。

エリザベス・コーエン(Elizabeth Cohen)氏も去る2016年、このトレンドについてCNNで報じ、健康上の理由を大きな要因として挙げた。複数の研究が、精子は老化すると遺伝子変異を起こし、自閉症といった精神疾患や先天異常のリスクが高まる可能性があるということを示している、と同氏は記した。しかし当時28歳で自身の精子を凍結したウィリアム・ハドソン(William Hudson)氏は、このトレンドについて「珍しい」もので「多くはない」とコーエン氏に語っている。

3年後の現在では、コーネル大学教授で男性生殖外科が専門のマーク・ゴールドスタイン博士(Dr. Mark Goldstein)は、精子のテストと凍結を希望する患者が増えているとデラット氏に語った。男性も年を取ると精子の質は低下し、これにより半数近くのカップルが不妊症になっていると博士は述べた。

デラット氏が話をしたミレニアル世代の男性の中には、性行為中のストレスを減らすためパイプカットをする、その前に精子を凍結するという人もいた。子どもは欲しい、でも今すぐという訳ではないから、と言う人もいた。

28歳の医学生のフェリペ・ボリバル(Felipe Bolivar)さんとパートナーが選んだのは、卵子の凍結ではなく精子の凍結だった、より安く手順もより簡単だったからとデラット氏に語った。

Health.comによると、精子の凍結にかかるコストは250~1300ドル(約2万7000~14万円)だ。

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最終更新:10/15(火) 12:10
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