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『IT/イット THE END』ラスト30分に自信 監督が込めた原作のスピリット

10/15(火) 10:00配信

シネマトゥデイ

 作家スティーヴン・キングの代表作を実写化した大ヒット映画の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ監督と、姉でプロデューサーのバルバラ・ムスキエティが、最終章となる本作について語った。

映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』日本オリジナル本予告

 1989年にアメリカの田舎町で発生した児童連続失踪事件の影に潜む、ピエロ姿の怪異ペニーワイズ。前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』では、トラウマを刺激する恐怖描写と共に、ペニーワイズに立ち向かう少年少女たち、“ルーザーズ・クラブ”が織りなす人間ドラマも丹念に描かれ、大ヒットを記録した。

 『IT/イット THE END』では、前作から27年後を舞台に、大人になったルーザーズ・クラブの面々が、再び連続失踪事件が発生した故郷へと舞い戻る。大長編の小説が原作ということもあり、ムスキエティ監督は当初から、二部作を想定していたという。「スタジオがそのつもりだったかはわからない(笑)。多分、1作目が成功したから実現したんだとは思うけど、映画監督としては、対になる2本の映画にするつもりだったよ」

 最終章となる続編には、子供時代のルーザーズ・クラブもフラッシュバックで登場。原作小説を思わせる構成となり、ムスキエティ監督は「原作における、2つのタイムライン(時代)間の会話は本当に魅力的だ。でも1作目は、子供たちだけのストーリーに留めたかった。だから2作目は1989年にフラッシュバックする。しかも、ただ『僕は覚えてる……』といった使い方ではなく、ストーリーの一部として、メインプロットにしっかり融合した形でね」と明かす。

 原作ファンが気になる要素といえば、物語の終わり方だろう。キングの小説は1990年にも前後編で映像化されており、ペニーワイズを演じたティム・カリーの不気味なビジュアルと熱演が根強い支持を集める一方、そのエンディングには否定的な声も多い。しかしムスキエティ監督は、『IT/イット』を終わらせることに「困難はなかった」と語る。

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最終更新:10/15(火) 10:00
シネマトゥデイ

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