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ソフトバンク・松田宣 巨人倒して全球団コンプリート

10/15(火) 16:33配信

東スポWeb

 待ち望んだ頂上決戦がついに実現した。2年連続の下克上日本一を狙うソフトバンクは、19日からセ・リーグ覇者の巨人と日本シリーズを戦う。同カードは「ON対決」となった2000年以来で19年ぶり。かねて再戦を望んできた王貞治球団会長(79)の悔しさを晴らす機会が巡ってきた。その思いを誰よりも知る愛弟子・松田宣浩内野手(36)は、ある“勲章”を手にするべく鼻息を荒くしている。

 直近8年で5度の日本一に輝くソフトバンクにあって「球界の盟主=巨人」は今も変わらない。誰よりも鼻息が荒いのは王会長で「巨人以外の11球団はすべてジャイアンツとやりたいんですよ。ファンもそれを求めている。19年ぶりに再現できる。あの時、我々は負けているので、ぜひお返しがしたい」と腕をぶしている。

 夢の「ON対決」となった2000年の日本シリーズで、王ダイエーは長嶋巨人に2勝4敗で屈した。今回はようやく巡ってきた球界の盟主とのリベンジマッチ。「巨人に勝って、本当の意味での日本一になる」と唱える王会長は「選手もその気持ちでいる」と全幅の信頼を寄せる。

 東京から福岡に根を移し、鷹を常勝軍団に育て上げたレジェンドの大号令。指揮官として思いを託された工藤監督も「会長の思いは知っている。負けているから勝ちたいんだと思うし、その気持ちは伝わっている」と闘志満々だ。

 選手の中にも燃えたぎる闘志を包み隠せない男がいる。王会長の薫陶を受けてきた愛弟子・松田宣だ。「会長の思いもそうだし、球団の目標でもある」と語ると、王会長に負けない熱量で「打倒巨人」への思いを打ち明けた。

「僕はこれまでタイミングよく巨人以外のセ・リーグ5球団と(日本シリーズで)やっているんです。こんな巡り合わせはない。そういう意味でも全球団コンプリートできる。巨人は特別な球団ですし、すごく楽しみ。何としても日本一になってコンプリートします!」

 王監督時代の05年に入団し、11年中日、14年阪神、15年ヤクルト、17年DeNA、18年広島と日本シリーズを戦い、いずれも日本一に輝いた。それだけに、現役中にかなえる「巨人を倒しての日本一」を、ある種の勲章と捉えている。

 これほど日本シリーズを前にソフトバンク陣営が沸き立つのは珍しい。後藤芳光球団社長は「胸を借りて戦いたい。少しでもジャイアンツに近づくのが僕らの目標ですから」と最大級の敬意を表しつつ「さあ、いよいよですね!」と負ける気はさらさらない。王会長、フロント、指揮官、鷹のシンボルと、次々に打倒盟主を掲げたソフトバンク。現場の熱量がそのままグラウンドで発揮されれば、悲願は必ず成就するはずだ。

最終更新:10/16(水) 17:17
東スポWeb

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