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【特集その後】道路まで生い茂った木で対向車線が見えない危険な問題...ついに県が強制伐採!

10/15(火) 17:50配信

MBSニュース

徳島県阿波市の県道で、道路に木がはみ出して、車の通行などに危険を及ぼしていた問題。10月15日、ついに県は道路法に基づいて木の伐採に踏み切りました。

「県の職員に見守られ、土木作業員が木の伐採を始めました。」(記者リポート)

15日の午前9時半。道路にはみ出していた木が伐採されていきます。

生い茂った木で塞がれていた危険な県道

【2019年9月の取材時には…】
「乗用車が木を避けるようにして反対車線を走行しています。」(記者リポート)

徳島県阿波市の県道235号では、木が約50mの区間にわたり、住宅の敷地からはみ出していました。
取材班が車で通ってみると、片側が木で塞がれているため、そこを通る時にはセンターラインをはみ出す逆走状態に。また、視界が悪く対向車に気付くのも遅れてしまいます。

「反対車線がほぼ見えません。あ、対向車が来ました。」(記者リポート)

こうした状況に、ドライバーなどから不満の声が上がっていました。

   (記者)「見通しはどうですか?」
(ドライバー)「悪いよ。」
   (記者)「事故になりかけたことは?」
(ドライバー)「あるよ、なんぼでも。」

隣接地の住人男性が木を切らないワケは?曖昧な“境界線”

木は隣接する住宅の敷地から伸びていましたが、なぜ家の住人は木を切らないのでしょうか?取材班が藪をかき分けて住人である男性に直接理由を尋ねると…。

「木、木、木、言うとるけどな、自分の住んでいる宅地に、道路を知らない間に通されて、自分なら黙っていられるか?木を切る必要は無いから、切らないわけじゃ。やかましい。」(住人の男性)

住人の男性は、徳島県との話し合いで“敷地と道路の境界線”を決めることができず、『道路が自分の土地である可能性があるため、木を切る必要はない』と主張しました。

一方、道路を管理する徳島県も、5年前から木を切るように説得を続けてきました。

2019年10月『道路法』根拠に徳島県が強制伐採

そして2019年10月15日、ついに徳島県は木の伐採に踏み切りました。道路法の『違法放置物件』として説得を試みたものの、男性が応じなかったためです。作業は2時間半ほど行われ、2tトラック4台分の木が伐採されました。伐採後、道路の見通しは大幅に改善されました。徳島県は伐採にかかった費用は男性に請求する予定です。

「(所有者は)ご不満があった。継続して所有者に伐採はずっとお願いはしていくことになると思います。」(徳島県東部県土整備局 増田博次長)

「(伐採前まで)片側通行で通行していたから、これからは対面通行できるから、一安心だと思います。」(近くに住む住民)

最終更新:10/15(火) 17:50
MBSニュース

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