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Cocco、歌に疲れて「もう音楽はやらない」と決めても...

10/15(火) 18:15配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『RADIO SWITCH』。この番組は【Listen to the Magazine, Reading the Radio 雑誌を聴く、ラジオを読む。】をコンセプトに、カルチャーマガジン『SWITCH』、旅の雑誌『Coyote』、新しい文芸誌『MONKEY』の3つの雑誌とゆるやかに連動しながらお届け。

10月5日(土)のオンエアでは、『SWITCH』編集長・新井敏記による、Coccoへのインタビューの模様をオンエアした。

デビュー20周年を迎えて、ファンに「許された」と感じた瞬間

Coccoは、15年ぶり3冊目の絵本『みなみのしまのはなのいろ』も刊行し、3年ぶり10枚目のアルバム『スターシャンク』もリリースした。

新井:アルバムタイトルの『スターシャンク』ってどういう意味?
Cocco:アクセサリーの作り方を習ったときに「シャンク」という技法を習ったんです。それが人生の繋ぎ方のようなイメージだった。光を繋いで、人生は続くでしょ。だから、「みんなの光を繋いで生きていこう」というイメージで『スターシャンク』にしました。

Coccoは、2017年にデビュー20周年記念ライブを日本武道館で2日間開催。1日目はそれまでのCoccoを支えてきたアーティストたち、2日目はその当時のCoccoの作品やライブに参加していたアーティストと共にステージに立った。新井は、この2日間のライブが非常に感動的なものだったと、Coccoに告げた。

Cocco:20周年を迎えて、達成感とはちょっと違うけど、Coccoを今まで見守ってくれた人たちと和解が成立したというか。お互いに「もう大丈夫かな」って確認が取れた気がした。
新井:Cocco自身がライブで「もう大丈夫だよね?」って問いかけてたよね。
Cocco:20周年まで、ファンのみんなも若かったし、一緒に成長してきたんです。ずっと「死んでもいい」と思って生きてきたところがあったけど、「生きててよかった」ってところまで人生を落とし込めたから、お互いにすごく成長したと思った。だから「もう大丈夫だろうな」って。みんなにも「自由になっていいよ」って言われたから......。思い出すだけで泣けてくる......。みんなにやっと許してもらえた感じで、「自分のやりたいことをしよう」と思った。

Coccoにとって歌とは、“自分がやりたいこと“ではあるが、それ以上に“やらなきゃいけないもの“となっているようだ。

Cocco:歌が勝手に生まれるし、勝手に歌が走っていくので、ついていくのに疲れてしまった。例えば、私が食べられなくなったときは、歌が止まればいいのに止まらないから、食べられないままついていかないといけないから大変だった。休みたいと思っても歌が出てきて、歌に翻弄されてきたから。そこで「自由になっていい」って伝えてもらえたから、「ここからは誰も知らないただの沖縄の女になるぞ」って。デビューする前はただの沖縄の女だったから、そこに20年かけて戻った感じがした。

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最終更新:10/15(火) 18:15
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