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“最速のチューンド「911」”から独自のスーパーカーへ。ルーフ「CTR」3代の変遷

10/15(火) 12:32配信

Park blog

1987年に当時の最高速記録となる時速339.6kmをマークしたことで知られている、独ルーフオートモービル社の初代「CTR」。そんな初代と、2代目「CTR2」、3代目「CTR3」とシリーズ3代を紹介する。

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 アイロス・ルーフ(シニア)が創業した独ルーフオートモビル社は、ポルシェの一般整備や修理に始まり、旧車のレストアなどを手がける。オーナーの要望に応じた最良のポルシェを仕上げることをモットーとしており、ポルシェの整備を頼むオーナーが非常に多い。レストア部門が手がけたポルシェの旧車たちは、工場からラインアウトしたときよりも美しいといわれるほど評判だ。

 またポルシェの性能をアップさせる独自のパーツを開発。それらによるチューニングやカスタマイズも手がけると同時に、パーツを大幅に自社製品と交換したポルシェ「911」ベースのコンプリートカーも発売している。1981年にはドイツ連邦車両局から自動車メーカーとして承認されており、1988年には同様に米国においてNHTSA(米国運輸省交通安全局)と、排気ガスに関連するEPA(米国環境保護庁)からも承認を受けている。もはや、ルーフ社は単なる「911」専門のチューニングメーカーではないのだ。

 そんなルーフの名を世界的に知らしめることになったのが、1987年に当時の市販車世界最速記録を打ち立てた初代「CTR」だ。「CTR」シリーズはそのときの最新のポルシェ「911」をベースとし、半分以上のパーツを自社製品に交換しているのが特徴である。「911」の外見を持つが、「911」ではないのだ。

 ここでは「イエローバード」と通称される初代と、その10年後に発売された2代目「CTR2」、さらに現行3代目のマイナーチェンジモデルである「CTR3 クラブスポーツ」までを紹介する(現在、30周年記念モデルとして初代とほぼ同一の外観で性能が大きくアップした「CTR アニバーサリー」も発売されている)。

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最終更新:10/15(火) 12:32
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