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がん保険はどう選ぶべき? 公的保険と合わせて、保障で備えるポイントを見極めよう

10/15(火) 18:50配信

ファイナンシャルフィールド

がんになった場合に備えてがん保険に入る。一般的に「がんへの備えはがん保険で」というイメージがあります。これ自体、間違いではありません。ただ、がんにかかった場合、短期的に治療が済んでしまう場合と、長期にわたる場合とがあるため、どのシーンを想定するかで保険での備え方が変わってきます。

がんへの備えは、何を目的にする?

がんにかかり、短期的に治療が終わってしまう場合、想定すべき保障の目的は「治療費の補填」です。

しかし、治療が長期に及ぶ場合、例えば、ステージ3や4など、がんが他の部位にも転移している場合などを想定するなら、治療費のカバーはもとより、働けなくなる可能性もあるため、「家計収入のカバー」が目的として上がってきます。

がん保険では、基本的な保障内容として、「がん診断給付金」、「入院給付金」、「手術給付金」がありますが、これらに加え、「放射線治療給付金」や「抗がん剤治療給付金」、「ホルモン剤治療給付金」、「通院給付金」、「がん先進医療給付金」、「通院給付金」、「複数回診断給付金」などの特約も準備されています。

いずれも治療にともなう費用をカバーするためのものですが、短期的に治療が終わってしまうケースを想定するなら、基本保障だけでいいかもしれません。むしろ、医療保険にがん保障特約を付けるといった設計も可能です。

しかし、がんで治療が長引くことを想定する場合、特に重要なのが、抗がん剤やホルモン剤でかかる治療費の補填です。

例えば、ステージ3の乳がんが発見されたとします。内容によって異なりますが、治療の手順としては、入院前の抗がん剤治療から始まり、入院、手術、退院後の放射線治療、その後のホルモン療法、そして、検査を繰り返しながら、適宜、投薬や治療のための通院を繰り返すことになります。

このレベルでは、治療の期間が、3年、5年、7年と長期化し、長い間、がんと向き合いながら生活していくことになります。そのほとんどが、結果的に、抗がん剤やホルモン剤での治療になってくるため、がん保険でできることは、それに応じた治療費などの経済的な負担をカバーすることではあります。

しかし、このようなレベルでは、すでに生活環境は変わり、また、働く上でも支障が出ている可能性があります。仮に、この点を保険で備えたいというなら、別途、「就業不能保険」など、収入の減少をカバーしてくれる保険についても検討する必要が出てきます。

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最終更新:10/15(火) 18:50
ファイナンシャルフィールド

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