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元NHK・青山祐子アナ 7年で4児出産も、復職せず退職した理由

10/15(火) 20:40配信

magacol

2012年の第一子出産以降、7年にわたり産休・育休を取得し、今年の3月にNHKを退職した青山祐子さん。世間では賛否もあった青山さんの選択の裏には、多くのママと同じような悩みと葛藤がありました。育休中は語ることができなかった、率直な気持ちをお聞きしました。

夫の仕事で5年前に香港へ移住。 常に復帰のことを考えていた

――7歳長男、6歳長女、4歳次男、2歳次女と4人のお子さんを育てながら、日本ではなく、ずっと香港で育休を過ごされていたんですね。

「移住は2014年、長女が1歳の頃です。もう5年経ちました。4人いると動物園状態(笑)。多くの家にヘルパールームがついて住み込みなのもあって、やりくりできていますね」

――率直に、今年の3月にNHKを退社されるまでに、どんな事情があったのでしょうか?

「いつか帰国できると思っていたので、移住後も子どもの休みに合わせて年2回帰国して、NHKと話をしていました。日本での単発の仕事や、香港で何かできないかと。けど、復帰するなら週5日、渋谷の放送センターに出勤するのがルールで、大きな組織なので異例は認めてもらえなくて。単身赴任も考えましたが、東京で親からサポートが得られる状況ではなく、外注も金銭的に負担が大きい。さらに、復帰への回答が迫った去年の夏に、脳に影が見つかりまして。結果的には問題なかったのですが、検査に1カ月ほどかかる中で真剣に考えて、本当にやりたいことは何かと突き詰めたら、今別居してまで仕事をしたいかと言ったらそうではない。子どもが小さい時期はあっという間に過ぎてしまうことも知っている。NHKの上司はとても親身に相談にのってくれて、復帰を叶えられなくて申し訳ないとまで言ってもらったのですが、焦ることはない、いずれ何かの形で復帰できたらと今は思っています」

長い産休・育休の末に退職。 周りに何を言われるか怖かった

――退社を決めた時の心境は、解放感、あきらめ、悔しさ……どんな気持ちでしたか?

「育休中に友人が私の誕生日会を開いてくれたことが、インターネット上で叩かれたことがあって、今度はなんて言われるのかと怖かったですね。肩身の狭い思いもしたので、決断した後はスッキリした部分もあります。そもそも今の育休制度は、人材豊富な大企業向けのような気がして、一人が休むと他の社員へしわ寄せがいってしまう会社もあると思います。私は大企業という恵まれた環境で、先輩方が作り上げた有難い制度を使わせていただいたんだなと」

――ご主人は、青山さんの仕事復帰についてどうお考えだったのでしょうか?

「夫はアメリカ育ちで転職も当たり前なので、色んな働き方があると思うよ、と。私はずっとNHKにいて終身雇用が染み付いているので、なかなかその勇気が出なかったのかもしれません」

――週5で働くか、復帰をあきらめるかの二択ではなく、もっと柔軟に働けたらいいのにと思います。

「もともと仕事が好きなので、長男出産後もすぐ復帰したかったのですが保育園に入れなくて。パートタイムでもと掛け合いましたが、制度上、叶わなかったんです。私の退職は、組織人としてのルールに則った上での決断ですが、在宅も含めてもっと色々な働き方があればいいですよね」

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最終更新:10/15(火) 20:40
magacol

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