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【米ビルボード・ソング・チャート】トラヴィス・スコット初登場1位、ダン+シェイ&ジャスティンのコラボ4位デビュー

10/15(火) 15:35配信

Billboard JAPAN

 トラヴィス・スコットの新曲「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」が初登場1位を記録した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 昨年8月にリリースした「シッコ・モード」に続く、2曲目のNo.1獲得を果たしたトラヴィス・スコット。初登場1位のタイトルとしては、ビルボード史上35曲目で、2019年ではジョナス・ブラザーズが3月にリリースした「サッカー」が、No.1デビューを果たしている。

 トラヴィスが所属するエピック・レコードからは、米ビルボード初のNo.1デビュー曲であるマイケル・ジャクソンの「ユー・アー・ナット・アローン」(1995年)と、2017年にリリースされたDJキャレドの「アイム・ザ・ワンfeat.ジャスティン・ビーバー、クエヴォ、チャンス・ザ・ラッパー&リル・ウェイン」の2曲に続く、3曲目の初登場1位獲得となった。

 「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」は、初週5,900万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでも同1位にデビューした。好記録だった理由として、破局が囁かれている妻カイリー・ジェンナーの化粧品CMに起用されたことが挙げられる。歌詞の一部に、そのカイリーへの言及が含まれているとSNSで話題が拡散したことも、ストリーミング上昇に繋がった。

 セールスも好調で、週間51,000枚を記録してデジタル・ソング・セールス・チャートでは2位に初登場した。「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」は、CD、カセットテープ、LP盤のパッケージ販売もあり、それらを購入するとダウンロードができるようになっている。ラジオは週間690万回とまだ少ないが、エアプレイは徐々に上昇する傾向にあるため、伸び率次第では今後も上位キープが期待できる。

 R&B/ヒップホップ・チャートとラップ・チャートでは、通算10週のトップを維持した前述の「シッコ・モード」、フィーチャリング・ゲストとして参加したコダック・ブラックの「ZEZE」に続く、3曲目の首位獲得。昨年No.1に輝いた『アストロワールド』以降絶好調のトラヴィス・スコットだが、同曲が収録される予定の新作については、今のところないと話している。

 フィーメール・ラッパーの記録更新が期待されていたリゾの「トゥルース・ハーツ」は、7週目に到達できず2位にダウン。1億2,040万回を記録して、エアプレイ・チャートでは4週目の首位獲得を果たしたが、デジタル・ソング・セールス・チャートでは3位に下降(28,000ダウンロード)、ストリーミング・チャートでは6位から12位へ大幅に順位を落としているため、首位復帰の可能性は低い。

 今週4位に初登場したのは、米テネシー州のカントリー・デュオ=ダン+シェイとジャスティン・ビーバーによるコラボ・ソング「10000アワーズ」。ダン+シェイは、2018年7月に「テキーラ」で記録した21位がこれまでの最高位で、TOP10入りは初。ジャスティンにとっては、今年大ヒットを記録したエド・シーランとのコラボ曲「アイ・ドント・ケア」(2位)に続く、16曲目のランクイン。

 週間3,330万視聴を記録して、ストリーミング・チャートでは3位に 、53,000ダウンロードを記録し、デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位にデビューした「10000アワーズ」。セールス・チャートでの首位獲得は、ダン+シェイにとって初の快挙達成で、ジャスティンは10曲目に記録を更新し、男性アーティストとしてはドレイク、エミネムと並ぶ最多記録を果たした。デジタル・セールス・チャートでの首位最多記録は、テイラー・スウィフトの18曲で、リアーナ(14曲)、ケイティ・ペリー(11曲)が上位3組。

 「10000アワーズ」は、カントリー・エアプレイ・チャートで25位に上昇し、 ジャンルの枠を超え、アダルト・ポップ・ソング・チャートで26位、ポップ・ソング・チャートでも29位にそれぞれデビューしている。 カントリー・ソング・チャートでは、前週の40位から1位にジャンプアップし、ダン+シェイは「テキーラ」、「スピーチレス」に続く3曲目、ジャスティンにとっては同チャート初の首位獲得を果たした。様々なコラボレーションを成功させているジャスティン・ビーバーは、その他、ダンス・エレクトロニック・ソング・チャート、ラテン・ソング・チャート、R&B/ヒップホップ・チャート、ラップ・ソング・チャート、R&Bソング・チャートの計6チャートでも1位を記録している。

 クリス・ブラウンとドレイクの「ノー・ガイダンス」は、先週の5位から7位にダウンしたが、R&Bチャートでは通算7週目の首位をキープした。同曲が収録されたクリス・ブラウンのアルバム『インディゴ』は、 新曲10曲を追加したデラックス盤が10月4日にリリースされ、アルバム・チャートでは前週の13位から6位にTOP10復帰を果たしている。

 11位に初登場したのは、ジュース・ワールドとヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインのコラボレーション・シングル「バンディット」。惜しくもTOP10入りは逃したが、ジュース・ワールドは最高2位を記録した大ヒット曲「ルシッド・ドリームス」以来、約1年ぶりのTOP20入りを果たし、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインは自己最高位を更新した。

 今週のアルバム・チャートで2位に初登場したサマー・ウォーカーの『Over It』からは、「プレイング・ゲームス」が75位から16位に急上昇。これまでの最高位は、ドレイクとコラボした「ガールズ・ニード・ラヴ」(リミックス)の37位だったが、この曲で自身初のTOP20入りを達成。アルバムからは、その他計8曲が今週のソング・チャートにランクインし、女性R&Bアーティストとしては、ビヨンセを超える歴代最高の週間ストリーミング1億5,470万回を記録した。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、10月18日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」トラヴィス・スコット
2位「トゥルース・ハーツ」リゾ
3位「セニョリータ」ショーン・メンデス&カミラ・カベロ
4位「10000アワーズ」ダン+シェイ&ジャスティン・ビーバー
5位「サムワン・ユー・ラヴド」ルイス・キャパルディ
6位「サークルズ」ポスト・マローン
7位「ノー・ガイダンス」クリス・ブラウンfeat.ドレイク
8位「Ran$om」リル・テッカ
9位「バッド・ガイ」ビリー・アイリッシュ
10位「パニーニ」リル・ナズ・X

最終更新:10/15(火) 15:35
Billboard JAPAN

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