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ユニゾTOBでエリオットが再質問、「回答不十分、誠実対応を」

10/15(火) 11:30配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 国内でホテル事業を展開するユニゾホールディングスの株式公開買い付け(TOB)をめぐり、同社への質問状でこれまでの情報開示などに懸念を表明していた筆頭株主の米エリオット・マネジメントは15日、回答内容が不十分だとして再度取締役会に宛てた質問状を送付したと発表した。

エリオットが9日、質問状で利益相反の重大な懸念があると表明したのに対し、ユニゾ側はその恐れはないとする見解を10日に公表。双方の主張は平行線をたどっている。

2度目となる質問状でエリオットは9日付質問状への会社側見解について、エリオット側が示した懸念事項に明確に回答されていないとの認識を示し、今回は計17の質問について個別に誠実に回答するよう求めた。

具体的には、10日の会社側見解でTOB後に一部株式を取得するためのユニゾ従業員持ち株管理会社がユニゾ役員や執行役員を含んでおらず、エリオットが懸念を示していた利益相反に当たらないとした上で、将来的にも経営陣の関与を防ぐために定款変更などを進めていると反論したことに対し、こうした関与排除の仕組みが同管理会社の設立当初から導入されていなかった理由などを質問している。

ユニゾの広報担当者はエリオットの再質問についてコメントを控えた。

ユニゾをめぐっては、ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループが17日までを期限とした1株当たり4000円でのTOBを実施中。

ユニゾは当初、フォートレスによるTOBに対して、株主には応募を推奨するとしていたが、フォートレス側が実質的にユニゾを解体することも視野に入れている可能性を否定できないなどとして、TOBへの応募推奨を撤回し、意見を留保すると発表している。

(c)2019 Bloomberg L.P.

Takako Taniguchi, Min Jeong Lee

最終更新:10/15(火) 12:42
Bloomberg

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