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デモめぐって暴力沙汰の中国人学生、香港の学生に謝罪/台湾

10/16(水) 18:40配信

中央社フォーカス台湾

(台北中央社)中国文化大学(台北市)で、香港の反政府デモを支持する香港人留学生が中国人留学生から暴力を受けた問題で、同大学生会は15日、フェイスブックを通じて双方がすでに和解したことを発表し、中国人学生による謝罪文を公開した。

同大を含む台湾各地の大学では、香港への応援メッセージなどをつづった付箋を壁一面に貼り付ける「レノン・ウオール」が相次いで登場。これをめぐって、中国出身の学生と香港出身の学生との争いや掲示物破壊などが頻発している。同大では9月25日午前0時過ぎ、校門付近のレノン・ウオールに付箋を貼っていた香港人留学生と、これを阻止しようとした中国人留学生が衝突し、警察沙汰に発展。けがをした香港人学生が提訴の意向を示していた。

和解は士林地方検察署(地検)で14日に成立した。中国人留学生の謝罪文には、「自分は台湾にいるのだから、台湾の法律や言論の自由を尊重すべきで、立場が異なる人を傷つけるべきではなかった」とつづられている。同文は同大学生会のフェイスブックに14日間掲載される。

同大学生会は、事件の成り行きを見守ってきた各界に謝意を伝えるとともに、「中華民国台湾では誰もが声を上げる権利を持つが、暴力には断固として反対」とする立場を表明し、理性的になるよう同大生らに呼び掛けた。

(許秩維/編集:塚越西穂)

最終更新:10/16(水) 18:40
中央社フォーカス台湾

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