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宮沢賢治の世界 体感 県自然博物館企画展

10/16(水) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

県自然博物館の開館25周年を記念する企画展「宮沢賢治と自然の世界 石・星・生命(いのち)をめぐる旅」が、坂東市大崎の同館で開かれている。賢治が生前に発刊した2冊の著書「春と修羅」「注文の多い料理店」の初版本をはじめ、自ら採集した岩石「蛇灰岩(じゃかいがん)」など約373点を展示。賢治の文学作品に登場する数多くの岩石や鉱物、植物、動物、天文を展示解説するだけでなく、実物の標本を見ることができ、多くの親子連れでにぎわっている。来年2月2日まで。

宮沢賢治の作品中には、トラやウマなど130種類以上の動物が登場するほか、約100種類の鉱物、約60種類の岩石などが出てくる。植物や空の色を蛋白(たんぱく)石(オパール)、天河石(微斜長石)、トルコ石、孔雀(くじゃく)石などの鉱物を用いて表現することもあり、同展では、これらの鉱物や化石などをズラリと展示している。

また、美しい夏の夜空を展示室に再現。代表作の一つ「銀河鉄道の夜」のモチーフとなった星座や星を楽しく学びながら、物語の主人公になった気分で記念撮影ができるコーナーを設けた。同館敷地内には、賢治が設計した花壇「Tearful eye(涙ぐむ眼)」を再現するなど、館内外で“童話の世界”を体感できる。

横山一己館長は「宮沢賢治の作品と彼が愛した自然に広く興味を持ってほしい。大人の方に来てほしい」と話している。(小室雅一)

茨城新聞社

最終更新:10/16(水) 13:01
茨城新聞クロスアイ

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