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巨人ドラ2位で獲得狙う149キロ即戦力“ノーノー左腕”の評価

10/16(水) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人が17日に迫ったドラフト会議で大商大・橋本侑樹投手(4年=大垣日大)を「2位」候補としてリストアップしていることが、15日までに分かった。

 15日現在、巨人の1位指名最有力候補は、星稜・奥川、大船渡・佐々木に絞られている。

 今年は、明大・森下を含めた「ビッグ3」に1位指名が集中しそうなドラフトにあって、各球団が例年以上に重視しているのが、外れ1位や2位だ。

 橋本は最速149キロを誇る左腕。春は制球に苦しんだが、この秋は安定し、直球は常時140キロ台中盤をマークする。速球に加え、フォークなどの変化球のキレもいい。先月15日の京産大戦でノーヒットノーランを達成し、成長した姿を見せつけたことで、巨人の評価が急上昇したという。

 パ・リーグのスカウトがこう証言する。

「調子が良くなってから巨人のスカウトが大挙して視察するようになりました。社会人、大学、高校の全体を見渡しても、左腕ではドラフト1位候補の河野(JFE西日本)に次ぐ2番目の評価です」

 巨人のチーム関係者によれば、原辰徳監督(61)はこのドラフトで「即戦力投手」の指名を強く希望しているという。

 チームは5年ぶりにリーグ優勝を果たしたが、今季のチーム防御率3・77はリーグ4位。先発に限れば3・83とさらに悪く、首脳陣はシーズンを通じて駒不足に悩まされた。規定投球回に到達したのは15勝(4敗)を挙げた山口ただ1人。腰痛で離脱を繰り返した菅野が11勝(6敗)したものの、桜井が8勝6敗、ドラフト1位ルーキー高橋が5勝7敗。助っ人もメルセデスが8勝8敗、ヤングマンが3勝4敗と2ケタ勝利に届かなかった。

 救援陣も決して盤石ではない。開幕守護神のクックが4月に離脱。その後は中川が代役となり、7月下旬からは途中加入のデラロサが務めた。結局、勝利の方程式が固まらず、一年を通じて勝ちパターンでフル回転したのは中川くらい。前も後ろも層が薄いのだ。

「左腕」なら希少価値は高い。原監督はかねて「そりゃあ、同じ実力なら右より左投手の方が何割か増しだよね。いい左は貴重だから」と言っている。1位指名が高校生投手なら、補強ポイントと合致する大学生の橋本は、原監督が求める「即戦力左腕」として貴重な存在になる。

最終更新:10/16(水) 12:37
日刊ゲンダイDIGITAL

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