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【台風19号】静岡県東部、復旧支援の輪 ボランティア活動続く

10/16(水) 17:01配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 台風19号で甚大な被害を受けた函南町と伊豆の国市で、住宅の復旧などを支援するボランティアの受け入れが始まっている。函南町では14、15の両日に延べ30人以上が参加し、16日も午前から15人以上のボランティアが支援活動に訪れた。伊豆の国市では17日から活動が始まる。関係者は「人手は多ければ多いほどありがたい」と支援の広がりを期待する。

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 1階が全て水浸しになった同町肥田の室伏週次さん(77)の自宅では16日、数人のボランティアが使えなくなったテーブルや電化製品を外に運び出した。独り暮らしの上、足腰が弱く要介護認定も受ける室伏さん。沼津市に住む弟夫婦らに応援を求めたが「作業は全然進まない」。14日から連日ボランティアが訪れ「本当にありがたい。自分たちだけではとてもできない」と話す。

 同町では、町社会福祉協議会が14日から西部コミュニティセンターにボランティアの受け入れ窓口を開設した。ホワイトボードに町民からの応援要請が張り出され、スタッフが静岡県社協の応援も受けて5人ほどのチームに割り振る。14日は12人、15日は21人のボランティアが参加したが、同町社協の大谷真さん(47)は「町民からの要請はまだ増える可能性がある。より多くの支援が必要」という。

 伊豆の国市社協が15日に開設した災害ボランティアセンターにも、16日午前までに市民からの協力要請が1件、ボランティアの参加申し込みが4件寄せられた。住宅など約500件が浸水被害を受けた同市内は独り暮らしの高齢者も多く被災し、家具の搬出など力仕事のニーズが高まる見込み。



 ■県社協と県ボラ協 本部開設し情報提供

 県社会福祉協議会と県ボランティア協会は13日に県災害ボランティア本部・情報センターを開設し、県東部など被災地の災害ボランティア活動の状況を、ウェブサイトなどを通じて伝えている。

 同協議会の担当者によると、16日時点で市町の災害ボランティアセンターが設置されているのは伊豆の国市、小山町、函南町。それぞれ災害ごみの片付けなどを手伝うボランティアを募っている。同協議会は資機材の提供のほか、職員による現地支援を行っている。

 県ボランティア協会は16日、ボランティア活動の支援金と、被災地に送るタオルの募集を始めた。新品のフェースタオルに限り郵送または静岡市葵区駿府町の同協会で受け付ける。問い合わせは同協会<電054(255)7357>へ。

静岡新聞社

最終更新:10/16(水) 21:14
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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