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増える児童向け“トリセツ本”、現代の女子小学生が抱える1番の悩みは「人間関係」

10/16(水) 6:30配信

オリコン

 最近、書店の児童書コーナーに増えているのが、子ども向けに作られたコミュニケーション術の指南本。教育学者や作家など著名人を監修に立てた読み物から、偉人の言葉を元にしたものまで、内容の切り口は様々だ。中でも小学生女子に特化し、友人関係、男の子、カラダ、オシャレなど、その年代が直面する悩みに答える本を作り続けているのが、西東社の「ミラクル」シリーズ。読者からの反響や、児童向けの指南本が持つ意味について編集部の大橋久美さんに聞いた。

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■情報量に伴い悩みも増加 小学生女子が「欲しかった本」を研究

――心理テストや怖い話、おしゃれ、悩み相談など、児童向けに様々なジャンルを発行している「ミラクル」シリーズ。2009年に発行をスタートさせた経緯を教えてください。

【大橋さん】新しいタイプの児童書を作りたいと思い、友人関係、恋、ファッションなどを気にし始める小学校中学年から高学年の女の子にターゲットを絞った本を制作しました。この年代の子たちがどういうものを「かわいい」と感じるのかを研究し、華やかでかわいい、キラキラしたイラストとデザインにこだわりました。

――当初の内容はどんなものだったのでしょうか?

【大橋さん】最初は心理テストやうらないなど、遊びを通じて友だちや気になる男の子と仲よくなれる内容からスタートしました。その後、「大人が欲しいもの、悩むことは子どもも同じ」ということを感じ、大人向けの本や雑誌で反響があるようなテーマをもとに、かわいい文字&イラストの書き方、ヘアアレンジ、お料理レシピなどのハウツー本であったり、お仕事図鑑など将来を考えるものへと広げていきました。

――様々なジャンルの「ミラクル」シリーズを制作される中、2018年5月に『ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ』を発売したきっかけは?

【大橋さん】類書も増えてきて、市場が飽和状態になっていると感じていました。時代によって子どもたちが気になるテーマは変わりますし、どういう見せ方がおもしろいと感じるかも変わるので、新しい「ミラクル」シリーズを作ろうと考えたのがきっかけです。

――悩み相談という内容にしたのはなぜでしょうか?

【大橋さん】10年前よりも子どもたちが触れられる情報は増え、気になる対象も変わり、そのぶん悩みも増えていると感じたからです。とにかく読者の女の子たちに寄り添い、「こういう本が欲しかった」と言ってもらえるものにしたいと思い、「悩みに答えながら知りたい情報を伝える」という形式にしました。

――制作する上で心掛けたことはありますか?

【大橋さん】あまり深刻にならず、楽しみながら読んでもらうために、あるあるマンガ+解説という構成にして、キャラクターに自分を投影して、情報が入ってくるような作りにしました。

――発売後の反響はいかがでしたか?

【大橋さん】新しい構成なので心配していましたが、発売当初から予想以上に売れ、読者からたくさんお手紙をいただきました。自分も同じように悩んでいて、解決できたという感想が多く、うれしかったですね。

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最終更新:10/19(土) 1:25
オリコン

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