ここから本文です

「日本にはフェラーリ軍団がいる」南アフリカが日本の松島&福岡を名指しで警戒 “ピックアップトラック”で対抗とも

10/16(水) 0:00配信

中日スポーツ

 ラグビーのW杯日本大会1次リーグで4連勝し、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表は15日、東京都内で南アフリカ戦(20日・味の素スタジアム)に向けた練習を再開し、ウエートトレーニングで調整した。南アとの通算対戦成績は1勝1敗だが、東京都内で調整する南ア代表の首脳陣は「日本は世界7位で、ティア2(非伝統国)でない」と語る。日本の素早いパス回しを2連覇中のオールブラックス(NZ代表)に例えるなど、強敵と位置付けて警戒した。

 もう1カ月前の日本じゃない。会見した南アフリカの選手、コーチから出てくるのは、社交辞令とは思えない警戒の言葉ばかり。大会直前に行われた9月6日の壮行試合では計6トライの41ー7で圧勝した南アだが、スティック・アシスタントコーチは、当時との比較をこう説明した。

 「(今大会では)すごくテンポの速いラグビーをしている。オールブラックスのような展開ラグビーだね。今はスキルの高いジャパンラグビー向けの準備をしている。ディフェンスをしっかりしたいと思っているよ」

 特に警戒を強めているのは、スコットランド戦前半に見せたような素早いパス回しだ。トップリーグ・キヤノンでプレー経験があり、W杯後にはトヨタ自動車でプレーするWTBのルルーは、日本バックス陣の守備面に踏み込んで発言した。

 「日本にはハードワークや正確なキックがあるし、それに加えてフェラーリ軍団がいる」

 「フェラーリ」とは、日本のジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が大会開幕戦後に日本のWTB陣を例え、定着した愛称だ。特に1次リーグを終えて5トライでトライランキング1位タイの松島、4トライで同3位タイの福岡は、両サイドをかき回している。

 2人を生かすための外を狙う攻撃や、奇襲的なキックに対して「一つ一つの攻撃に対して、正確なディフェンスをしようとしている」とルルー。さらに「僕自身はフェラーリではなく、ピックアップトラックのような立場だ。外のサイドをうまく使うよ」と対抗心をむき出しにした。

 W杯での対戦は「スポーツ史上最大の大金星」と呼ばれた15年大会1次リーグ以来で、当時はノーマークに近かった。本気でかかってくる相手に対し、日本代表の真価が問われる。

最終更新:10/16(水) 0:00
中日スポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事