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関西の無料「ハイスペック一般道」5選 「緑標識なのに無料」な名阪の大動脈も

10/16(水) 6:04配信

乗りものニュース

半世紀前から無料 名阪の大動脈「名阪国道」

 無料の一般道でも、有料道路のように緑の案内標識が使われ、なかには最高速度も60km/h以上という道路があります。今回は、そのようなハイスペックな関西の一般道を5つ紹介します。

【地図】ハイスペック一般道、通る場所

名阪国道(国道25号)

・区間:三重県亀山市~奈良県天理市(73.2km)
・最高速度:70km/h(一部区間)

 名阪国道は三重県と奈良県の山間部を貫く国道25号のバイパスです。三重県側で東名阪道、奈良県側では西名阪道に接続して名古屋~大阪間の大動脈を構成しており、案内標識も緑色のものが使われていますが、東名阪道と西名阪道がNEXCO管理の有料道路であるのに対し、その中間にあたる名阪国道は1965(昭和40)年の開通以来、無料です。このため名阪間は、名神高速や新名神高速経由と比べて、この東名阪道~名阪国道~西名阪道ルートが最も安く移動できます。

 2012(平成24)年からは、一部区間で最高速度が60km/hから70km/hに順次引き上げられました。これには、規制速度を実態に合わせる形で、事故を減らす目的があります。というのも、名阪国道は急カーブや急勾配が連続することなどから、全国の高速道路および自動車専用道路のなかでも「死亡事故率ワースト」とされ、警察や道路管理者が注意を呼び掛けており、カーブ区間における滑り止め舗装などの事故防止対策も進んでいます。

無料化されたバイパス道路も

 かつて有料だった道路が無料化されたケースもあります。

加古川バイパス・姫路バイパス・太子竜野バイパス(国道2号)

・区間:兵庫県明石市~(加古川バイパス)~高砂市~(姫路バイパス)~太子町~(太子竜野バイパス)~たつの市(40.1km)
・最高速度:70km/h(姫路バイパス、太子竜野バイパス)

 兵庫県の播磨地区を東西に貫く国道2号の無料バイパス群。加古川バイパスの東側は有料の第二神明道路、そして阪神高速3号神戸線とつながっており、大阪方面へ通じています。たとえば大阪~姫路間は、中国道・山陽道経由よりも、この阪神高速神戸線~第二神明道路~国道2号バイパス群のルートが距離も短く、料金も割安です。なお、加古川バイパスは1970(昭和45)年の開通時から無料ですが、その後に開通した姫路バイパスと太子竜野バイパスは2000(平成12)年まで有料でした。

 特に加古川バイパスと姫路バイパスは、1日あたり9万台から12万台が通過するという全国屈指の交通量で、しばしば渋滞しています。このため海側に並行して、これらバイパスのさらにバイパスとなる「播磨臨海地域道路」の建設が計画されています。

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最終更新:10/16(水) 15:34
乗りものニュース

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