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【特集】さよなら、コアラの「アーク」 動物園での最後の日…アークが見せた「ある行動」に訪れた人も涙

10/16(水) 21:33配信

関西テレビ

『本来の自然な姿で生活してほしい』

コアラを愛する獣医師との「最後の日々」に密着しました。

大阪”最後”のコアラ、天王寺動物園のアーク

【来園のこども】
「あそこおった!!」

天王寺動物園で飼育されていた12歳のオスのコアラ「アーク」

30年に渡ってコアラを飼育してきた天王寺動物園には、多い時で9頭のコアラがいましたが、「アーク」が最後の一頭となっていました。

2008年にオーストラリアのメルボルンから天王寺動物園にやってきた「アーク」。天王寺動物園で子どもも生まれ、「アーク父ちゃん」の名で親しまれてきました。

【西岡真 獣医師】
「いいでしょ風に揺られて。こうやって風に揺られるコアラなんて見れるところないんでね。アーク父ちゃんだけなんで」

獣医師の西岡真さん(50)

天王寺動物園にやってきて15年。コアラと生活をともにしてきました。

閉園の時間が近づくと、ユーカリの木に登っているアークを西岡さんが迎えに行く「アーク父ちゃんお迎えタイム」です。

アークとは特別な信頼関係で結ばれています。

【西岡真 獣医師】
「来たときにね、関空まで迎えに行ったんですよ。検疫室に入って、すぐ止まり木に登って行ったらすぐ窓に飛びついてね、外へ出たかったんやなぁと」

天王寺動物園が実現、世界でもまれな”自然な環境”

日本の動物園では、コアラは部屋の中で止まり木を組んで、そこで1日の大半を過ごしているといいます。

天王寺動物園でも以前は、1日2時間ほどしか屋外での展示は行ってきませんでした。

屋外での展示は騒音なども大きく神経質な性格のコアラにとって好ましい環境ではないと考えられてきました。

そうした固定観念を覆すべく4年ほど前から取り組んできた試み。

その名も「コアラをコアラらしくプロジェクト」です。

【来園のこども】
「コアラちゃん、登ったー、コアラちゃん登れー」

【来園者】
「すげぇ人気やん。新しい動物なん?」

コアラは本来高い木の上で生活する動物。

そこで、ユーカリの木に登れないように幹の根元に設置していたアクリル板を取り払い、コアラが高い場所まで登れるようにしました。

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最終更新:10/23(水) 13:58
関西テレビ

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