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楽天渡辺直が球団初の選手兼任コーチ、7月に右足首手術 「覚悟を持った1年に」

10/16(水) 8:50配信

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39歳、レギュラー目指しコーチ業も兼任「選手もコーチも100%」

 来季1軍打撃コーチを兼任する楽天・渡辺直人内野手は15日、選手とコーチの両立に決意表明。「中途半端にならないように選手もコーチも100%、自分らしく頑張っていきたい」と語った。

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 この日39歳を迎えた渡辺選手兼コーチ。キャッチボール中にはバースデーソングが流れ、チームメートの「ナイスバースデー!」「おめでとう!」に「あーりーがーとう!」と元気に返した。見学中の観客からも拍手が送られると、帽子を取って笑顔でお辞儀。「あまり年をとりたくないなという気持ちですけど、気持ち新たに頑張りたいなと思います」と、30代ラストイヤーを踏み出した。

 新たな挑戦の1年になる。プロ14年目となる来季は楽天初となる選手兼任の1軍打撃コーチを務める。石井一久GMからの「選手にもっと野球を知ってもらいたい。持っている野球観を落とし込んでほしい」とのオファーを「選手1本でやりたい気持ちはありましたが、兼任の話をいただいて、光栄に思いました」と振り返る。そして、「イーグルスでは前例のないこと。やってやろうという気持ちになりました」と受諾した。

 石井GMは14日、渡辺選手兼コーチの役割に関して、「ゲームの中でどういう球に目付けをして、どういうバッティングをして、先の塁に進めていくのかといった戦略を含めてのバッティングコーチでいてほしいと思っている」と話しているが、それには「自分で感じていたこと、プレーヤーとして試合を見ている中で感じる部分があったので、それとGMが求めていることがマッチしているなと思った」という。

「球団が求めていることはできるんじゃないのかなという気持ちでいます。ゲームの中で何が必要かを各々が感じる力をつけてほしい。その考えたことをゲームで形にできるように、練習で意識付けできたらいいなと思っています」

選手としてもレギュラーとして…右足首手術からの復帰目指す

 ただ、コーチ専任ではなく、あくまで選手兼任。「まずは選手でやるべきことを今まで通りにやる」と、目指すはレギュラーだ。39歳になっても向上心と情熱は衰え知らず。7月に手術した右足首の状態も良好だという。その上で、「今まで選手という立場でなかなか言えなかったところもあった。コーチの肩書きをもらったので、若手にもベテランにも思い切って全員に指導ができたらいいなと思っています」と、これまでの経験を後輩たちに伝えていくつもり。この日もグラウンドのみならず、室内練習場でも西巻賢二内野手、南要輔内野手、耀飛外野手ら若手に熱心にアドバイスを送った。

 球団初の選手兼コーチで挑むシーズンについて「覚悟を持った1年になると思う」と渡辺選手兼コーチ。そしてすぐに「そういうのは嫌いじゃない。そういう厳しいところから逃げない、向かっていくというのが好き」と言った。これまで楽天では誰も経験したことがない役割。まだ誰も歩いていない道。39歳を迎えた日、その新たなチャレンジに「中途半端にならないように選手もコーチも100%、自分らしく頑張っていきたいと思います」と決意をにじませた。

高橋昌江 / Masae Takahashi

最終更新:10/16(水) 8:50
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