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iOSのSafariで閲覧したサイトの情報が中国では検閲に利用されてる?

10/17(木) 19:00配信

ギズモード・ジャパン

Apple(アップル)も協力?

iPhoneが中国市場で売れなくなってしまったら、それこそAppleにとっては大打撃です。でも、だからって、どこまで中国政府の圧力に屈し、その影響下に入らねばならないのでしょうか? このところ、Appleは、中国政府に気を遣いすぎてもいるような?

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このほどAppleが、またもや中国政府に迎合しているのではと批判されたのは、iOS 13のSafariブラウザで見つかった機能説明に関連してです。Safariには、詐欺Webサイトの警告という機能が実装されており、Google(グーグル)のSafe Browsing機能との連携で、有害なサイトのリストと照合しては、ユーザーにセーフブラウジング環境を提供してきました。過去には、これがユーザーの閲覧履歴とIPアドレスを、Googleに丸見えの形で提示するため、プライバシーの崩壊だと非難を受けたこともあるそうですよ。現在は、SafariからGoogleへ送られるURLがハッシュ化され、プライバシー保護もなされているとのことだったのですが…。

こちらはiOS 13の設定画面におきまして、Safariとプライバシーについての詳細を表示させたときの画面です。詐欺サイトの警告(Fraudulent Website Warning)の機能説明で、要はフィッシング詐欺の被害に遭わないため、URLなどの情報を提供する方針が説明されているのですが、なななんと、その提供先として、GoogleのSafe Browsingのみならず、中国のTencent(テンセント)のSafe Browsingへも情報送信されていることが明記! えっ、もしや、ボクらがSafariで見ているサイトって、GoogleだけではなくTencentにまで送られてしまっているの?

Tencentとは

ちなみに、このTencentは、QQやWeChat、Qzoneなどのサービス提供企業で、中国では知らない人なんていない超巨大な有名企業です。ただし、いわゆる中国政府と結託しつつ、数々の検閲を積極的に進める悪名高い企業としても知られており、WeChatの会話はリアルタイムに検閲されてしまっていることが知られています。QQブラウザでは中国政府が好ましくないと考えるサイトへのアクセスをブロックしてきたほか、いまや共産党政権を讃え、愛国心を高めるための新ゲームの開発へ本腰を入れる企業としても知名度を上げつつあるんだとか。

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最終更新:10/17(木) 19:00
ギズモード・ジャパン

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