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OPPO「4万円以下スマホ」に本気出す

10/17(木) 16:00配信

アスキー

OPPOが2~4万円台のスマホに本気を出した。SIMフリースマホの覇者となったファーウェイを追う。

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指原莉乃さんも登場したOPPO「Reno A」発表会 筆者撮影
 
 アジアのスマホ市場で急速にシェアを伸ばしている中国のOPPOが、日本オリジナルモデルの「Reno A」を発表。初のテレビCMも放映するなど、本気を出してきました。
 
■OPPOが日本で本気を出してきた
 2018年に日本に上陸したもののしばらくは地味な存在だったOPPOですが、2018年秋にはUQ mobileが「R17 Neo」を取り扱うなど、徐々に販売チャネルを拡大してきました。
 
 その中で10月1日に国内キャリア事業を開始した楽天モバイルは大容量モデルの「Reno A 128GB」を採用。国内のSIMフリー市場には通常版の「Reno A」を広く展開することを発表しました。
 
 プロモーションにあたっては、Reno(リノ)シリーズと名前の発音が同じという指原莉乃(りの)さんを起用。初のテレビCMも放映されています。
 
 クリエイティブディレクターの原野守弘氏は、「きょう、スマホを変えようと思って。」というキャッチコピーについて、スマホ業界を変えること、スマホを機種変更することという2つの意味を持たせたと説明しています。
 
 中国では空港や駅を丸ごとジャックするほど存在感のあるOPPOですが、日本ではこれといったイメージがありません。OPPOが初めて、自分たちが何者なのか自己紹介するようなプロモーションになっているのが印象的です。
 
■高コスパスマホを次々と投入
 新製品である「Reno A」は、驚異的なコストパフォーマンスにより話題になっています。防水・防塵やおサイフケータイに対応した「日本オリジナルモデル」でありながら、価格は税別で3万5800円と売れ筋を狙ってきました。
 
 この価格帯のライバル機はSnapdragon 600番台、メモリーは4GB程度が主流ですが、OPPOはSnapdragon 710と6GBのメモリーを搭載。画面に内蔵した指紋センサーも搭載するなど、大きく勝負をかけてきました。
 
 楽天モバイルの「無料サポータープログラム」では10000ポイントを還元していることもあり、さらにお買い得になっています。無料サポーターに当選した筆者も、迷わずReno Aを購入しました。
 
 これに加えて、2万円前後とみられる価格帯にはRenoシリーズよりも安価なAシリーズの「OPPO A5 2020」を投入してきました。
 
 この価格帯では、画面周囲のベゼルの太さや手に持った質感にさすがに安さを感じる端末が多いものの、ミッドレンジに匹敵する仕上がりになっていたのは驚きました。
 
■SIMフリー市場で存在感は高まるか
 10月1日に施行された改正電気通信事業法により、携帯市場は大きく揺れています。大手キャリアは冬モデルとしてミッドレンジを前面に出すなど、端末割引の規制に対応してきました。
 
 一方、SIMフリー市場において2019年前半まで勢いがあったのはファーウェイです。ファーウェイが日本市場に高品質のスマホを次々と投入したことで、中国メーカーのイメージは劇的に向上したのではないでしょうか。
 
 しかし日本のミッドレンジ市場が盛り上がる、まさにこれからというタイミングで米中対立に巻き込まれ、ファーウェイは厳しい状況に追い込まれています。ここで勝負に出たOPPOがどこまで存在感を高めるのか、注目です。
 
文● 山口健太

最終更新:10/24(木) 16:57
アスキー

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