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【台風19号】家電、畳… 災害ごみ山積、処理が難航 静岡県内の各市町

10/17(木) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 東日本の広域に甚大な被害が出た台風19号で、静岡県内でも水没した家具や畳、家電製品など大量の災害廃棄物が発生し、各地で処理作業が難航している。各市町が浸水被害の大きい地区を中心に設けた廃棄物の仮置き場は、連日トラックなどで次々に持ち込まれる災害ごみが山積み状態に。完全撤去は「全く見通せない」との声もあり、各市町は対応に苦慮している。

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 函南町の廃棄物仮置き場が開設された函南小第2グラウンドでは連日、大量の災害ごみがショベルカーですくい上げられて搬出用コンテナの中へ。撤去を開始した15日と16日には10トン車5台分、4トン車11台分のごみが持ち出された。町内にはこのほか、浸水被害が激しい新田、畑毛、丹那の各地区に設置された計5カ所の仮置き場にも、被害住宅の清掃作業が進むに伴い、多くの廃棄物が集まっている。

 伊豆の国市の仮置き場は堂川排水機場敷地と長岡体育館駐車場の2カ所。市の担当者によると、ごみの持ち込みは16日ぐらいから落ち着き出し、徐々に燃えるごみを処分しながら家電、畳などは順次、持ち出していくという。沼津市も15日から浸水被害が大きい大平地区などを収集車が回り、16日までに可燃、不燃ごみを集めた。17日からはソファや畳など大型ごみの回収に入る予定で、市の担当者は「これからごみが出てくる可能性もある」と気をもむ。

 県東部以外でも、700件超の家屋浸水被害があった焼津市は、田尻一般廃棄物最終処分場跡地(同市田尻)を災害ごみの仮置き場に指定した。大型の家電や家具のほか、水につかった約800枚の畳も持ち込まれた。牛淵川で氾濫が起きた菊川市は13日から市環境保全センターに災害廃棄物の仮置き場を設け、連日数十件の持ち込みがある。稲刈り時期と重なったため、湿った稲わらが大量に搬入され、乾燥にスペースと人手を要している。

静岡新聞社

最終更新:10/17(木) 18:20
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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