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クリープハイプ「ACTION」発イベントで「生まれ変わってもこんなライブがしたい」

10/17(木) 19:52配信

音楽ナタリー

クリープハイプのワンマンライブ「“一夜限りの” 使い捨てワンマン supported by TBSラジオ『ACTION』」が10月10日に東京・新木場STUDIO COASTで行われた。

【写真】長谷川カオナシ(B)(撮影:冨田味我)(メディアギャラリー他4件)

このライブは、尾崎世界観(Vo, G)が火曜日のパーソナリティを務めるTBSラジオのワイド番組「ACTION」とのコラボレーションイベント。開演前には場内限定の「ACTION」が流れ、アシスタントの幸坂理加アナウンサー、尾崎とは2回目の共演でありながら“大親友”だという木曜パーソナリティ・羽田圭介、ライブ本番を直前に控えた尾崎が軽妙なトークを繰り広げた。

ファンの温かい拍手に迎えられ、ステージに登場したクリープハイプ。ライブの幕開けを飾った「栞」で尾崎は、力強いロングトーンを響かせ観客を圧倒する。「イト」の冒頭ではメンバーが丁寧に音を重ねていき、跳ねるようなアンサンブルを作り出した。長谷川カオナシ(B)がメインボーカルを務める「かえるの唄」の演奏後、尾崎は多忙だった夏フェスシーズンを振り返り「夏のせいにしすぎたし、もういいかい弾きすぎてもういいよと思ったし、おばけ来すぎてるし、“イト”切りすぎだし、桜舞いすぎだし……」と、この夏よく披露した楽曲について言及。居住まいを正した尾崎が「ちゃんとついてくるように」と観客に声をかけ、4人は「愛の標識」「NE-TAXI」を勢いよくパフォーマンスした。

ライブ中盤、クリープハイプは「左耳」「バイト バイト バイト」「バブル、弾ける」と初期のナンバーを披露。懐かしい楽曲の連続に、観客はじっくりと耳を傾けていた。静かな余韻で会場が満たされる中、尾崎は「ACTION」が自身にとって大切な番組であることを伝え、「普段不真面目に生きてるから、(「ACTION」に出演している)その2時間だけは世間に真剣に向き合っているような気がします。ラジオショッピングもして、こういうライブをするバンドこそロックだと思います」と思いを口に。そして4人はセンチメンタルな「明日はどっちだ」「傷つける」をアコースティックギターの音色を主体に届けた。さらに「愛は」「SHE IS FINE」とバンド初期の楽曲を連発。演奏後に尾崎は「懐かしい曲ばかりだからって浸らないで」「卒業アルバム見るみたいな目で見るんじゃねえよ」とオーディエンスの反応を楽しんでいた。

尾崎の「盛り上がる曲、連続でやるよ。どうなっても知らねえからな」という言葉をきっかけに、ライブは「イノチミジカシコイセヨオトメ」からラストスパートへ。曲の合間には尾崎が「生まれ変わってもまたクリープハイプになって、こんなライブがしたい」と宣言し、オーディエンスから割れんばかりの歓声を浴びた。挑発的な「社会の窓と同じ構成」「身も蓋もない水槽」を畳みかけたあと、彼らはライブ定番曲「HE IS MINE」をパフォーマンス。尾崎が「お昼のラジオでは絶対言えないこと、聞かせてくれますね」と観客を煽ると、会場から恒例のコールが沸き起こった。熱気が充満する場内でメンバーはセンセーショナルな「風にふかれて」を最後に演奏。充実した表情でステージを去った。

なおクリープハイプは、現メンバーでの活動10周年を迎える11月16日に東京・下北沢CLUB Queで「10周年記念ライブ 下北沢CLUB Que」を実施する。

■ クリープハイプ「“一夜限りの” 使い捨てワンマン supported by TBSラジオ『ACTION』」2019年10月10日 新木場STUDIO COAST セットリスト
01. 栞
02. イト
03. かえるの唄
04. 愛の標識
05. NE-TAXI
06. さっきはごめんね、ありがとう
07. 一生のお願い
08. 左耳
09. バイト バイト バイト
10. バブル、弾ける
11. 明日はどっちだ
12. 傷つける
13. ボーイズENDガールズ
14. 愛は
15. SHE IS FINE
16. イノチミジカシコイセヨオトメ
17. 手と手
18. 私を束ねて
19. 社会の窓と同じ構成
20. 身も蓋もない水槽
21. HE IS MINE
22. 風にふかれて

■ クリープハイプ「10周年記念ライブ 下北沢CLUB Que」
2019年11月16日(土)東京都 下北沢CLUB Que

最終更新:10/17(木) 19:52
音楽ナタリー

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