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ウオッチナビが選んだ腕時計の進化を体現するクロノグラフ20選――パテック フィリップ、A.ランゲ&ゾーネ、RJ編

10/17(木) 20:00配信

WATCHNAVI Salon

腕時計の発展を牽引する現代の優れたクロノグラフを、時計専門誌・ウオッチナビが厳選して紹介する連載2回目は、時計の本場であるスイスとモノづくり大国ドイツの最高峰ブランドとして、パテック フィリップとA.ランゲ&ゾーネから象徴的なクロノグラフを選出。さらにユニークピースで人気を博す、新生RJからは未来的なデザインのクロノグラフを選んだ。

手巻きクロノグラフの金字塔を完全自社開発ムーブメントで凌駕

クロノグラフ史上の金字塔と呼ばれた先代キャリバーCH 27-70は、ヌーヴェル・レマニアのエボーシュを使っていた。パテック フィリップが後継機を完全自社開発するからには、それを凌駕して当然。そんな世界の時計愛好家の期待に応え、5年の歳月をかけて完成させた新キャリバーは完璧な仕上がりだった。同社技術陣の誇りと伝統は、この新作にも受け継がれている。

パテック フィリップのノウハウをフル投入したキャリバーCH 29-535 PSを搭載。クロノグラフ輪列の歯型曲線の最適化や、個別に調整できる分秒リセットハンマーなど6つの特許技術を持つ。

パテック フィリップ「クロノグラフ」Ref.5172 883万3000円
スペック:手巻き(キャリバーCH 29-535 PS)。毎時2万8800振動。最小65時間パワーリザーブ。コラムホイール&垂直クラッチ搭載。18KWGケース(シースルーバック)。カーフストラップ。直径41mm、厚さ11.45mm。3気圧防水。

時計の美学を変革した調和の取れた文字盤とムーブメントの凝縮感

センターから下げたインダイアルとアウトサイズデイトを正三角形に配し、かつてない調和を生み出した記念碑的フライバック・クロノグラフ。ムーブメントの部品も下部が過密になり、そこに凄まじい凝縮感が生まれた。この圧倒的な美しさで世界を最初に驚愕させたのは1999年のこと。以後、時計界のベンチマークとなり、パワーリザーブ表示を備えた現行モデルとなっても、評価は揺るぎない。

A.ランゲ&ゾーネ「ダトグラフ・アップ/ダウン」

自社製造のキャリバー951.6を採用。スペースに余裕のある写真上部に、プレシジョン・ジャンピング・ミニッカツウンターを搭載したことで、さらに凝縮感が高まった。

A.ランゲ&ゾーネ「ダトグラフ・アップ/ダウン」Ref.405.035 1038万4000円
スペック:手巻き(Cal.L951.6)。毎時1万8000振動。約60時間パワーリザーブ。コラムホイール&キャリングアーム搭載。プラチナケース(シースルーバック)。アリゲーターストラップ。直径41mm。3気圧防水。

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最終更新:10/17(木) 20:00
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