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バルセロナでデモ激化 独立派9人の実刑判決に抗議

10/17(木) 11:23配信

ロイター

 スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナでは、カタルーニャ独立派の指導者9人の実刑判決に抗議するデモが激化。15日夜には、何万もの人々がバルセロナの通りに集まった。
 日が暮れると、平和的な集会は暴力的になり、一部のデモ隊は缶や石を投げ、中心部に設置されたゴミ箱などには火がつけられた。機動隊はゴム弾や警棒で鎮圧に動いた。

 この異常に緊張した対立は、政治の分断と経済の減速に直面しているスペインと地方当局にとって大きな課題だ。

 バルセロナの住民は、暴力は少数の人たちによるものと強調。地元住民で弁護士のマリアさんは「彼らは少数派でほとんどが未成年だ。彼らは最終的には孤立する。平和で民主的な価値を持つ運動では重要ではない」と語る。

 カタルーニャ州政府の広報担当者は、独立派は平和的であることを証明したが、マドリードでは、最高裁の決定により、過激化した人らの不満が表に出てしまう懸念があると述べた。

 最高裁判所は14日、2017年にカタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票を強行した独立派9人に対し、禁錮9ー13年の有罪判決を言い渡した。

 9人は、欧州人権裁判所に提訴する予定。さらに、有罪判決はカタルーニャの独立運動を後押しするだけであり、再び住民投票が「不可避」になると述べている。

最終更新:10/17(木) 11:23
ロイター

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