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村井良大&甲斐翔真&高橋颯が臨む「デスノート THE MUSICAL」での挑戦!「ミュージカル食わず嫌いの方も、ぜひ一度食べてください」【インタビュー後編】

10/17(木) 18:01配信

超!アニメディア

 2015年に本場ブロードウェイの作曲家フランク・ワイルドホーンが音楽を、演出を栗山民也が手がけた「デスノート THE MUSICAL」が上演。浦井健治、柿沢勇人、小池徹平と言った若きミュージカルスターに加え、吉田鋼太郎が死神リュークを演じるなど話題を集めた。2017年の再演時には、海外公演も行われるなど、大ヒットを記録。そして、2020年、オール新キャストでの上演が決定。夜神月(ライト)役には村井良大と初舞台の甲斐翔真、L(エル)役には高橋颯が大抜擢。そんなフレッシュなキャストが、今の心境などを語ってくれた。今回は後編をお届けする。(高橋さんの“高”は“はしごだか”が正式表記です)

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――まだ稽古前ですが、数々の媒体の取材を受けていらっしゃるとお聞きしました。その中で感じたお互いの印象は?

甲斐 颯くんとは、レコーディングとかPV撮影が一緒だったんですけど、同じ新人という立ち位置もあって、お互い吸収しようという気持ちがすごい出ているなと。年齢も近いので、同じ立場の人がいてくれてよかったなと思いました。性格的な印象は、意外と抜けてるんです(笑)。人に対して真面目で礼儀正しい好青年なんですけど、意外とポッとしたところに変なところが出てくるんですよ。彼は意識してないんだけど、人とは違う感性が感じられるところが面白いなと。

村井 確かに、普通の人が持ってるものと違うよね。

甲斐 で、村井さんは、とにかく頼れる先輩です。出演が決まったとき、村井さんとWキャストと聞いて、「怖かったらどうしよう」って(笑)。「新人のくせに」って感じで来られたら、どうしようって思ってたんですけど、全然違って。こんな僕でも、同じ目線で物事を考えてくださるので、稽古が楽しみで仕方ないです。

村井 だって「デスノート THE MUSICAL」は俺も初めてだから、一緒だよ。

甲斐 物腰の柔らかい、優しい先輩です。稽古を通じて、3人の信頼感を作っていきたいですね。

村井 そうですね、確かに、颯はちょっと不思議な部分があるんですよ。天才肌の瞬間なのかなって。頭の中で何を考えてるのか分からなくて。でも、たまに颯から若者言葉を聞くたびに、普段の颯が見たいと思っちゃうんですよ。好青年な感じで受け答えも丁寧なんですけど、友達と一緒のときのような、若い等身大の姿を見てみたいな。あとは……誰にでも優しそうな感じはするよね。

甲斐 そうですね。(高橋に)怒ったことある?

高橋 ありますよ。結構、短気ですね。

村井 本当!?

高橋 でも、自分でも何考えてるかわかんないことがあるので……。

甲斐 そりゃ、まわりは分からないよ(笑)。

村井 (笑)翔真は怒ったり、これは「物申したい」みたいな真っ直ぐさが出てくるんじゃないかと、勝手に思っていて。男っぽいんですよ、すごく。この年齢にしては、めちゃくちゃ落ち着いてるし、芝居に対しても熱いものがあるし。稽古場でどんな姿が見られるのか、想像すると楽しみです。

甲斐 怖い、ハードルが上がってる。1ヶ月間、ずっとスベり続けるかもしれないのに(笑)。

村井 いいじゃん、稽古場は滑っていい場所だから。本番滑らないように。

甲斐 わかりました!

――高橋さんはいかがですか?

高橋 お2方の第一印象は、失礼かもしれないですけど、「俳優さんだなぁ」って思いました。佇まいとか。

村井 (小声で)よかったな。

甲斐 (小声で)よかった(笑)。

高橋 一度、演技のワークショップに行った時、先生に「落ち着きがない」って言われて。それがすごい心に響いて。確かに僕、しゃべる時落ち着きないんです。だから、すごく意識するようにしてるんです。けど、インタビューを受けてる時に、緊張するのもあって、足を組んだり、よく分からない手の動きをしたりしてしまって……。でも、甲斐くんも村井さんも、手を机の上に置いたり、腕を組んだり。それを見ると「あ、ヤベェ」って(笑)。あと、甲斐くんは恥ずかしがりやかなと。

村井 そうなの? かわいいじゃん。

甲斐 そうなんです。どこで思ったの?

高橋 話す時に「話すぞ」っていうオーラ出るじゃないですか。出てるから見たら、目線が下に下がって、合わなくなるんです。

甲斐 僕、人見知りなんですよね。でも、3人とも人見知りですよね。

村井 怒涛の取材期間で仲良くなれたけど、これがなかったら大変だったね。

高橋 村井さんは……「先輩だな」って(笑)。

村井 (笑)それ以外ないの?

高橋 あります(笑)。かっこいいなと思います。物腰が柔らかくて、頼れる先輩です。ブログに、僕たちと取材を受けたことを書かれていて。そこに「ふたりの熱意とかエネルギーとか、若い発想と力がよくて、僕も見習わなきゃ」というようなことを書いてくださって。最後に「尊敬します」って……。そう言えるのって、かっこいいじゃないですか。

村井 そりゃ、尊敬するよ。若い子だったら「めんどくせぇ」とか「眠い」ってなりそうなことでも、ふたりはしっかり頑張ってくれてるから。

甲斐 いやいや、「デスノート」のためなら、なんでもやりますよ!(笑)

――楽曲はフランク・ワイルドホーンさんが手がけていますが、聞いたり歌ってみた感想は?

甲斐 ワイルドホーン節が強くて、豪華な音の響きなんだけど、よく聞くと繊細に組み立てられている旋律が素晴らしいなって。人の心を掴むのがうまいですよね。気づいたら「もっと聞きたい」って、前のめりになってる。

村井 一曲でしっかり完結させてるのが、すごいよね。シンプルだけど、意外と考えつかないような曲なんです。「デスノート」をミュージカル化するって聞いて、「どうなるの?」と思うと思うんです。でも観た時に、「あぁ」って納得できる楽曲が揃ってるんです。リュークの曲もすごいけど、僕はエルの曲がすごいなと。エルが歌うこと自体、みんなびっくりするじゃないですか。でも、頭の中で動いてるような、不思議なニュアンスの曲で、機械的な音楽なんだけど感情を乗せやすい部分があって、ライトと一緒に歌う部分で綺麗にリンクしていくんですよ。そこは、ミュージカルとしての見せ場ですよね。

高橋 アニメや漫画だと何話も掛かる部分を、1曲で表現してしまうのはすごいと思います。普段僕は、現代のポップスとかばっかり聞いてるので、あまりミュージカルとしてのワイルドホーンさんの楽曲って答えられないんですけど、ワイルドホーンさんの楽曲はミーハーな若者でもグッと心を掴まれるというか。ロック調の曲とも融合させていて、奇才って言われてるのが、わかる感じがしました。

甲斐 ミュージカルやクラシックって、「分かる人には分かる良さ」みたいなイメージが入口を狭めてるところがあるじゃないですか。「デスノート THE MUSICAL」で、その入口を広げていけたらいいですよね。

村井 それこそよく言われるのが、「ミュージカルは、いきなり歌いだすのが嫌」だという人が多いって。そういう意味では、「デスノート THE MUSICAL」は、心が動いた時に音楽が鳴り始めるから、あまり違和感ないと思います。栗山さんも、歌の始まる部分の感情の流れについては、相当細かく作られてるので。「エルが歌う、ライトが歌うってありえないでしょ」と思っている方も、そこは飛び越えてみてください。一回食べてみてください、そしたらハマると思いますので。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

甲斐 2416人のオーディションで選んでいただいて、一緒に受けた2415人の方にも「こいつだったらしょうがない」と思わせないといけないなと思います。選んでくれたプロデューサーやスタッフの方にも、「こいつを選んでよかった」と思われたいですし、ひとりの俳優として、ミュージカルに挑戦する人間として、新しい風を吹かせられたらいいなと思います。

村井 原作の「デスノート」が好きな方の期待は裏切らないようにしたいですし、僕自身も「デスノート」が好きなので、僕自身の夜神月像を極限まで作り上げて、僕自身も納得できる、ファンの方も納得できる、演劇ファンの方たちも見て楽しいと思ってもらえるような作品に仕上げたいと思います。なので、食わず嫌いの方も、一度見てもらいたいなと思います。ぜひ、一度食べてみてください。後悔はさせません。

高橋 ミュージカルを1度も観たことがない方も、ぜひ観に来てほしいですね。本当にみなさんに親しみやすい作品だと思いますし、僕たちも本気で作っていきます。アイドルが好きな方が応援する理由の一つに、「その人が頑張ってるから応援するんだ」っていう考えの方が多いらしくて。そういう意味では、僕たちカンパニーも一丸となって頑張ります。劇場もリニューアルしたばかりのタイミングですし、ストーリーも見やすいと思います。とりあえず、「デスノート THE MUSICAL」のインスタグラムをフォローしていただければ、ストーリーとか僕らのメイキングが載っているので、それを見てもらいつつ、劇場公開を楽しみしていてください。

■プロフィール
村井良大【むらい・りょうた】1988年6月29日生まれ。東京都出身。ウェーブマスター所属。
甲斐翔真【かい・しょうま】1997年11月14日生まれ。東京都出身。アミューズ所属。
高橋颯【たかはし・ふう】1998年5月8日生まれ。埼玉県出身。ホリプロ所属。

【「デスノート THE MUSICAL」公演概要】
2020年1月20日(月)~2月9日(日) 東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2020年2月22日(土)、2月23日(日) 静岡・清水マリナート
2020年2月29日(土)、3月1日(日) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール
2020年3月6日(金)~3月8日(日) 福岡・博多座

撮影/今井裕治

最終更新:10/17(木) 18:01
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