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失業保険を受け取ると年金は停止?不安な60歳からの生活

10/17(木) 8:30配信

ファイナンシャルフィールド

60歳で定年を迎えて、継続雇用や雇用保険の基本手当(失業給付)を受け取らず再就職する等、受給要件を満たすことで高年齢雇用継続基本給付金を受け取ることができます。

また、失業給付を受け取っても、100日以上の給付日数が残っていて再就職した場合は、高年齢再就職給付金を受け取ることができます。

同じ場合に、雇用保険の再就職手当は受給日数が1/3残っていれば受給できます。しかし、再就職手当と高年齢再就職給付は、同一の職について両方への加入はできません。

失業給付を受け取ると、年金は停止されます

失業給付(雇用保険法の基本手当)を受け取るとき、ハローワークに求職の申込をします。年金を受け取っている人がハローワークに求職の申込をしたときは、申込の翌月から加給年金も含めて年金の支給が停止されます。実際に失業給付を受け取ったどうかは関係ありません。

停止されるなら年金を繰り下げてしまえば?60歳~65歳未満に受け取る特別支給の老齢厚生年金は、繰り下げできません。失業給付を受給中、失業認定を受けそびれて受給できなかった月があった場合、失業保険の受給期間後、支払い開始は約3ヶ月後になります。

失業給付、受けられる期間は原則1年間

基本手当を受給できるのは離職の翌日から1年間です。届け出が遅れて受給開始が遅れても、離職の翌日から1年間で終了します。定年後しばらく休みたい場合、受給期間延長届けを提出すれば、1年延長できます。病気(や出産)で仕事ができない場合は、3年延長することができます。

給付期間は、勤続年数(倒産や解雇の場合、年齢も含みます)によって決められますが、定年退職や自己都合の場合は最高で150日(被保険者期間が10年未満に場合は一律90日)です。基本手当を受け取れる期間は、離職の日から離職の翌日から原則1年以内です。

失業給付を一日でも受け取ったら、その月は年金の全額が支給停止になります。月をまたぐかまたがないかで、失業給付を受ける日数の合計が同じでも停止される月が違ってきます。その場合は、事後採算によって、支給停止されていた年金が支払われます。

■支給停止解除月数=年金停止月数-失業保険の支給対象となった日数/30日

支給停止解除月数が1ヶ月以上になった場合、その月数の年金がさかのぼって支払われます(1未満の端数が出た場合は、1に切り上げます)。失業保険の支給対象となった日数は、待期期間や給付制限期間は含みません。

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最終更新:10/17(木) 8:30
ファイナンシャルフィールド

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