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全線再開に1~2週間 北陸新幹線 代替手段は/富山

10/17(木) 11:32配信

チューリップテレビ

 台風19号は富山と首都圏をつなぐ大動脈に大きな影響を及ぼしています。
 北陸新幹線の全線再開には少なくとも1週間から2週間かかるとみられ、首都圏に向かう空の便や高速バスは、大型化や増発などの対応をとっています。

 「東京への直通運転を取りやめている影響で16日もJR富山駅のみどりの窓口は混雑しています」(記者)

 ジェイアール富山駅では切符の払い戻しや変更に対応するため特設の受付窓口を設置していますが16日も長蛇の列ができ駅員が対応に追われました。
 ジェイアール東日本は15日、北陸新幹線の飯山・長野間で浸水した線路を点検した結果、信号関係の電源装置に甚大な被害が確認されたと発表。
 そのため金沢・東京間の全線運転再開には少なくとも1週間から2週間かかるとの見通しを示しました。
 また、再開したとしても、長野市内の新幹線車両センターで、全車両の3分の1にあたる10編成の車両が浸水したことから、運転本数は通常の半分から6割程度になる見込みです。

 「東海道新幹線周りで東京に行きます。指定席予約できなかったので大変かなぁ」
 「出張でよく使います。北陸新幹線のありがたみを感じますよね」(利用者)

 現在、北陸新幹線は上越妙高と長野の間が不通となっていて、富山から首都圏へ向かう代替ルートは主に2つ。
 1つは、富山から上越妙高まで「はくたか」の臨時便に乗り、その後特急「しらゆき」、上越新幹線を乗り継ぐ東回りルート。
 もう1つは、北陸新幹線で金沢まで行き、特急「しらさぎ」、東海道新幹線を乗り継ぐ西回りルートです。
 東回りルートは運行本数が1日5本、所要時間はおよそ4時間で運賃は1万5000円あまり。
 一方、西回りルートは、1日16本、およそ5時間で東京に着き、運賃は1万8000円あまりです。
 鉄道以外の交通機関も対応を進めています。

 空の便です。
 全日空は、16日富山ー羽田便の往復4便を通常の2倍以上の利用者が乗れる機材に大型化しました。

 「もともと13日に新幹線で帰る予定だったが、台風の翌日で水没しとるってニュースで見て急いで飛行機を取り直しました」 「13日、14日、15日とチケットの値段が高く、16日は新幹線と同じ値段で取れたので、今取っとくしかないなと早めに取りました」ビジネスマン
 「チケットなかなか取れなくて」
 「昨日の夜に空きが出て、その段階では午後4時の便が空いてなかったんですよ」 「キャンセルが出れば良いなあと思っていた」(利用客)

 全日空は17日、18日も機体を大型化するほか、さらに臨時便を運航することを発表。
 17日は、臨時便1往復を運航し、朝と夜・2往復の便を大型化。
 18日は臨時便を2往復運航し、朝夜2往復の便を大型化します。
 その先についても…
 「新幹線の通常に戻るまでは引き続き、この体制をとっていきたいと思っています」(全日空・井上かおり富山支店長)

 また、全日空ではこの臨時便増便と機体の大型化を少なくとも今月22日まで続ける方針で現在調整しているということです。
 また、16日高速バス乗り場でも新幹線に代わってバスを利用する人が多く見られました。

 「満席なので…」(スタッフ)

 富山と東京を結ぶ高速バスを運行する地鉄バスは、15日時点で21日までの便が満席となったことを受け、17日から24日まで一部の便を現行の1台から2台体制にして運行することを発表しました。
 富山と東京を結ぶ大動脈が分断されたこの事態、いったい、いつまで続くのでしょうか。

チューリップテレビ

最終更新:10/17(木) 11:32
チューリップテレビ

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