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女性歌手の死で浮かぶK-POP界の「闇」、韓国社会で議論再燃

10/17(木) 16:09配信

ロイター

 14日、K-POPスターのソルリさん(25)が自宅で遺体となって発見された。警察によるとソルリさんは重度のうつ病に悩んでおり、自殺の可能性もあるとみられている。ソルリさんは生前、韓国社会で深刻化する「ネットいじめ」の問題に声高に反対していた。

 若い歌手の死が、K-POP界の「闇」を浮かび上がらせた。

 14日、K-POPスターのソルリさん(25)が自宅で遺体となって発見された。警察によるとソルリさんは重度のうつ病に悩んでいた。

 ソルリさんは生前、ネット上のいじめ問題に声を上げていた。

 ソルリさんはブラをつけないことを公言するなど社会のタブーに挑戦。そうした彼女のスタイルはネットいじめの標的となった。

 K-POP歌手のソルビことクォン・ジアンさんも被害者の1人だ。彼女もグループ「タイフーン」のメンバーだった2009年、ネット上で徹底的に叩かれた。そして激しいうつ病とパニック障害に悩まされた。

 歌手で画家のクォンさんは「いまこそ(ネットいじめを)深刻な社会問題として議論すべきだ」と話す。

 クォンさんは絵画を学び、つらい時期を乗り越えた。そしてネット上の発言のあり方を変えるよう求めている。

 専門家はネットの匿名性が、サイバーいじめを生む原因となっていると指摘する。世論調査によると、ネットへの書き込みを実名で行う制度導入におよそ7割が賛成。だが国民の議論が過熱する一方、法整備は進んでいない。

最終更新:10/18(金) 15:33
ロイター

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