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なぜ、歌い継がれているのか? ZARD・坂井泉水の直筆メモにみる歌詞への想い

10/17(木) 22:03配信

FNN.jpプライムオンライン

シングル45作品、オリジナルアルバム11作品、残した曲はおよそ150曲。CDの総売り上げは3764万枚を記録した、伝説のバンド「ZARD」の坂井泉水さん。

【画像】歌詞を書き直した形跡が…坂井泉水の直筆メモ

突然の死から12年、彼女が書いた500枚ものメモの存在が明らかになった。

10月17日放送の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)では、そのメモに綴られた彼女の思いや、ZARDのバックコーラスを務めていた盟友・大黒摩季さんが今まで語ることのなかった坂井さんの素顔を明かした。

実は“天然ちゃん”で愉快な子

坂井さんがZARDのボーカリストとしてデビューは、なんとも意外なきっかけだった。

坂井さんはアニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌で知られるB.B.クィーンズのコーラスのオーディションにやってきていたのだ。

デビューから多くの作品でZARDのレコーディング・ディレクターを務めた寺尾広さんは当時の印象を「あまりしゃべらない、おとなしい感じの方でした。歌えるかな?と思ったんです」と語るが、「スタジオに入って歌ってもらったら、すごくよく通る声で男性のロックボーカリストと変わらない響きがあった」と話した。

このオーディションでは受からなかったが、その声が注目され、ソロデビューのチャンスを手に入れた坂井さんは、1991年に『Good-bye My Loneliness』でデビューを果たす。

そしてこの曲のバックコーラスとして参加したのが、坂井さんの2歳年下で、当時は全くの無名だった大黒摩季さん。「私は年下だし、バックコーラスの一番ペーペーだったんですけど、そんな私にも挨拶に来てくれました。すっごく丁寧で、品があって、キラキラしてたのを覚えています」と振り返った。

さらに、このデビュー曲のミュージックビデオを撮影したのが、後に映画『Love Letter』(1995年)や『スワロウテイル』(1996年)などを大ヒットさせた映画監督の岩井俊二さんだ。

坂井さんについて岩井さんは「初めてお会いした時はクールな感じで、ルックスがきれいだからそういうふうにしか見えないんですけど、実際は“天然ちゃん”で愉快な子でした」と明かした。「すごく好奇心旺盛な子で、撮影中も『これ何ですか?』って聞いてきた。撮影時に使っていたカポックという発泡スチロールの板にも『あれは何だ?』って。『“カポック”と言って照明に使うんだよ』って教えたんだけど、次の撮影の時に『監督、うそつきましたね』とか言ってきて。魚屋さんで発泡スチロールの箱を見つけて、『これ、カポックだよね?』と質問したら『発泡スチロールだ』と答えられたと言ってきた。『発泡スチロールでできた照明道具をカポックって言うんだよ』って説明してもなかなか信用してもらえなかった」と、坂井さんの天然ぶりが分かるエピソードを語ってくれた。

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最終更新:10/17(木) 22:03
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