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目の大規模個展「目 非常にはっきりとわからない」が千葉市美術館で開催。「チバニアン」に着想を得たインスタレーションとは

10/18(金) 8:06配信

美術手帖

「目」は荒神明香
、南川憲二、増井宏文を中心としたアーティストグループ。手法やジャンルにこだわらず、展示空間や観客を含めた状況・導線を重視し、空間を大規模に変容させるインスタレーション作品を多く手がけてきた。主な参加展覧会に「さいたまトリエンナーレ2016」、「Reborn-Art
Festival 2017」、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館、2019)などがある。

 その美術館初となる大規模個展「非常にはっきりとわからない」が、千葉市美術館で開催される。会期は11月2日~12月28日。


 本展は、「目」がリサーチのため千葉を訪れた際に見た地球磁場逆転地層「チバニアン」(千葉県市原市の養老川沿いに位置する約77万年前の地層)に着想を得たもの。地質学によって示されるような、いまだに原因が解明できない天変地異の連続の上に現実の地表が成り立っていることに注目した。 


 会場では展示物に加えて、鑑賞者の動き・気づきを含む同館全体の状況自体を大型インスタレーションとして展開。動的な展示空間は、当たり前のものとして見過ごされている現実世界を新たな感覚でとらえ直すきっかけとなることだろう。


 出展作品の内容など、一切の詳細が明かされていない本展。会期中にはライブパフォーマンスやワークショップなど様々なイベントも開催されるため、実際に足を運んで「目」による仕掛けを体験してみてはいかがだろうか。

最終更新:10/18(金) 8:06
美術手帖

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