ここから本文です

最後のマンモスは、なぜ北極の小さな島で死んだのか

10/18(金) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

シベリアの北東にある北極海の離島は、世界最後のマンモスの休息地として特定された。

新しい研究によると、これらの島のマンモスは、突然絶滅するまでに、北アメリカとヨーロッパのものよりも約7000年長く生き延びた。

【全画像をみる】最後のマンモスは、なぜ北極の小さな島で死んだのか

遺伝分析により、これらのマンモスは、孤立した島で、近親交配によって絶滅した可能性が高いことが明らかになった。 遺伝的多様性が低下し、気候変動などに適応できなくなったからだ。

研究では、エジプト人がすでにギザにピラミッドを構築した後、つまり科学者がかつて考えていたよりもはるかに遅く、最後のマンモスが死んだことを示している。

約4000年前、北極圏の離島で、最後のマンモスが死亡した。

マンモス(正しくはケナガマンモス)は、地球の最後の氷河期に9万年近くの間、北半球を支配していたが、その後、気候の変化と人間の狩猟によって絶滅に追いやられた。

科学者たちは、スペインからシベリアまで、至るところにマンモスの骨格と凍った死体を発見した。これまで、この生物は約1万1000年前に完全に姿を消したと理解されていた。

しかし、ロシアとアラスカの間に位置する、海面の上昇によって孤立した小さな2つの島では、少数のマンモスが生き残った。研究者たちは、その1つであるウランゲリ島が最後のマンモスの生息地になったと考えている。これらの大きな牙を持つ巨大な象は、北アメリカやヨーロッパの同種より7000年ほど長生きした後、突然絶滅した。

つまり、種としてのマンモスは、科学者が以前考えていたよりもはるかに長持ちした。最後のマンモスが死んだ時、ギザの大ピラミッドはすでにエジプトに建設されていた。

クォータナリー・サイエンス・レビュー(Quaternary Science Reviews)誌に掲載された新しい研究によると、ウランゲリ島のマンモスは他の場所のマンモスとは違う原因で死んだ。

研究者らは、ウランゲリ島のマンモスは地理的に隔離され、近親交配によって遺伝的多様性を弱めたと主張している。それは極端な気象現象に適応することができず、突然の絶滅を招く可能性があった。

1/3ページ

最終更新:10/18(金) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事