ここから本文です

観光客が多すぎて、列車が通れない! 封鎖されたベトナムの人気"映え"スポット「トレインストリート」

10/18(金) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ベトナム政府は、インスタグラムでも有名なハノイの「トレインストリート」沿いのカフェに対し、10月12日までに店を閉めるよう指示した。

【全画像をみる】観光客が多すぎて、列車が通れない! 封鎖されたベトナムの人気"映え"スポット「トレインストリート」

観光客に人気のこのスポットは、1本の線路が住宅やカフェの危険なほど近くを走っていることで知られる。

多くの観光客を引き付けているトレインストリートだが、政府は「危険」だとして、カフェを閉めるよう求めた。

ベトナムの首都ハノイは、旧市街の有名な「トレインストリート」を封鎖した。

当局は線路沿いに立ち並ぶカフェに対し、10月12日までに店を閉めるよう指示したと、CNNが報じた。

ロイターによると、このエリアでは今から117年前に作られた線路が、住宅やカフェの隙間を縫うようにして走っている。インスタグラムでも有名なこの通りは近年、ソーシャルメディアに投稿するための完璧なセルフィーを求める観光客の人気スポットになっている。

カフェの閉鎖は10月6日に発表された。この前日、線路にあまりに多くの観光客がいたため、列車は緊急停止し、ルートを変更しなければならなかった。

「線路沿いのカフェは観光客を引き付けているが、実際、いくつかの規則に反している」と、ベトナム政府観光局のHa Van Sieu副総裁は10月9日、メディアに語った。

観光客でにぎわっていた頃のトレインストリートの様子を見てみよう。

1本の線路と住宅やカフェとの視覚的な対比が、ハノイの「トレインストリート」を観光客の人気スポットにしていた。

観光客は線路に立ち入ったり、腰をかけたりして写真を撮っていた。

多くの人が線路のすぐ近くで、走り行く列車の姿をカメラで捉えようと待っていた。

家や店、カフェが線路沿いに並んでいた。

中には、線路から約5~16フィート(約1.5~4.9メートル)しか離れていない家もある。

複数のカフェが線路のすぐ脇にテーブルやイスを並べていた。

「ハノイ・レイルトラック・カフェ」という名前のカフェまであった。

この店のフェイスブック・ページによると、カフェは「立地が素晴らしく、非の打ちどころのない空間で、質の高いコーヒーを提供する」という。

付近の店もこの人気スポットをビジネスにうまく活用し始めていた。

だが、当局はカフェを閉めるよう求めるとともに、通りをバリケードで封鎖した。ロイターによると、線路の周辺には「このエリアに立ち入らない」「集まらない」「動画や写真を撮影しない」「線路沿いにテーブルやイスを置かない」などと書かれた看板が設置されている。

Tempoによると、この線路は1902年、フランス植民地時代に作られたものだ。

Source:

Tempo

ガーディアンによると、このエリアはソーシャルメディアで有名になるまで、街の中でも「治安の悪い一帯」として知られていた。

Source: The Guardian

鉄道はハノイとハイフォン、そしてランソンやラオカイといった人里離れた山間の町を結び、乗客と貨物を運んでいる。

トレインストリートでカフェを営むLe Tuan Anhさんは、「これまで痛ましい事故は起きたことがない」と、ガーディアンに語った。

Source: The Guardian

[原文:Hanoi shut down its Instagram-famous 'train street' cafes because they were overrun with selfie-taking tourists. Here's how it got to this point.]

(翻訳、編集:山口佳美)

Brittany Chang

最終更新:10/18(金) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事