ここから本文です

「小網代の森」で倒木相次ぐ 散策路の一部を立ち入り禁止

10/18(金) 11:50配信

カナロコ by 神奈川新聞

 9月と10月の二つの台風に伴う強風で、貴重な自然環境を残す「小網代の森」(三浦市三崎町小網代)で倒木が相次ぎ、散策路(全長約1・3キロ)の一部が立ち入り禁止となっている。管理する県は「年内には全面開放したい」とし、復旧を急ぐ。

【写真でチェック】強風で壁面に穴があいた小学校の体育館…台風19号での神奈川の被害

 県横須賀三浦地域県政総合センターみどり課によると、9月に三浦半島を通過した台風15号の暴風による倒木が、散策路周辺の複数箇所で発生。今月12日の台風19号でも新たな被害が確認されており、散策路も一部で損壊したという。

 台風15号の通過後、県は散策路への立ち入りを全面的に禁止。散策路の3分の2に当たる引橋入口-やなぎテラス間、北尾根入口-アカテガニ広場間の立ち入り禁止は現在も継続しており、開放されているのは宮ノ前峠入口-やなぎテラス間、宮ノ前峠入口-アカテガニ広場間にとどまっている。県は安全確認と復旧作業を進めている。

 小網代の森の保全などに取り組むNPO法人「小網代野外活動調整会議」によると、散策路沿い全体で15~20本の樹木が倒れたとみられる。小網代の森はゲンジボタルの生息地として知られ、2007年に豪雨で土石流が生じた際にはホタルが減少するなどしたが、同法人は二つの台風で「ホタルが大幅に減ることはない」とみている。

神奈川新聞社

最終更新:10/18(金) 11:50
カナロコ by 神奈川新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事