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果物「ポポー」でビネガー開発、女性向けに販路拡大 静岡の親子

10/18(金) 9:08配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 北米原産の果物ポポーを栽培する静岡市清水区の果樹園ファーム池の沢が、販路拡大に向け加工品の開発に力を入れている。ポポーは傷みやすく、生で食べられる期間が短いのが難点だったが、園主親子で活用の幅を広げるべく知恵を絞り、ポポーを使用したビネガーを商品化した。

 ポポーの栽培は主に同果樹園の望月史代表(61)が行い、加工品の企画は息子の周さん(28)が担う。ポポーは収穫して3日ほどで黒ずんでしまい、生食できるのは約1か月間。今まで収穫分の約20%は廃棄していたという。周さんは、ポポーを自分の子ども同然に育てる史さんが泣く泣く果実を捨てているのを見て、加工品の開発に着手した。

 2017年から18年にかけての1年間、世界を旅した周さん。米国やオーストラリアで、ポポーが高い栄養価から「美容のフルーツ」として認知されていることを知ったという。帰国後、20~30代の美意識の高い女性をターゲットにしたビネガードリンクの開発に踏み切った。酢や砂糖の種類を変えて数パターンを試し、ポポーのうまみを引き出すリンゴ酢と蜂蜜を合わせたビネガーを完成させた。9月下旬からインターネットで販売を始めている。

 ポポーは市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。周さんは「清水と言えばポポーと言ってもらえるよう、認知度を上げていきたい。親子でがんばっていければ」と意気込んだ。

静岡新聞社

最終更新:10/18(金) 9:08
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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