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ZOZO出場を引き寄せた、堀川未来夢の“おもてなし”精神

10/18(金) 18:19配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<日本オープンゴルフ選手権 2日目◇18日◇古賀ゴルフ・クラブ(福岡県)◇6768/6817ヤード・パー71>

大荒れの天気となった日本オープン

以前、日本女子プロゴルフ協会相談役の樋口久子が、原江里菜を“おやじキラー”と称したことがある。冗談を交えての例えだが、プロアマでのホスピタリティの高さから、一緒に回った人は必ず原のファンになる、という評判を表してのことだ。

おやじキラー…、ではないが、男子ゴルフ界において“おもてなし”精神でビッグチャンスを引き寄せたのが堀川未来夢。先週までの賞金ランキング上位7人らに出場が限られる、翌週の「ZOZO Championship」。堀川は1ランク足りずに出場権を逃したが、今週、大会主催のZOZO創業者、前澤友作氏の推薦枠が舞い込んできた。

「日本オープン」のプロアマ戦で、偶然前澤氏と回ることになった。ラウンド中にZOZOの話題が出たものの、いつも通りにプロアマをプレー。堀川のその“いつも通り”のプロアマで意識していることが、実に深い。

「この人を根っからよくしようと思ったらここを直したいけれども、今日1日でそこを直すと致命的にナイスショットが出なくなったりする。なのであまり壊しすぎず、その中でよくなるようなことはアドバイスしつつ、でもゆくゆくはこうした方がいいですよ、というのを持ち帰ってもらう」。

8月に行われたブリヂストンスポーツのファンイベントでのこと。堀川がファンにレッスンを行っていたのだが、これが大好評だった。数回ショットを見ただけでクセをつかみ、ワンポイントでアドバイスを送る。その場ですぐ直せるものばかりで、参加したファンは感心するばかりだった。教えるうまさだけでなく、「せっかく一緒に回っているので、本気でうまくなってもらいたい」という心意気で、前澤氏とのラウンドでもいつも通りにおもてなしをした。

「ランクが足りずに出られなかったけど、世界のプレーを見たいと伝えた。水曜に前澤さんと連絡を取り合って、いいプレーをして下さいと言っていただいた」。今季の活躍もあってのことだが、そんな“おもてなし”精神がビッグチャンスを引き寄せたに違いない。

「来週が決まったので、今週は予選落ちするわけにはいかないなと気が引き締まる思いです」と、日本オープンでも予選ラウンドを終えてトータル1オーバー・暫定7位タイ。大舞台を前に、まずはナショナルオープンで活躍をし、ZOZOへと向かう。(文・谷口愛純)

(撮影:鈴木祥)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:10/18(金) 18:19
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