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阪神ドラ1西純矢、遠縁の西アニキとVタッグだ 運命の赤い糸はタテジマに

10/18(金) 7:30配信

デイリースポーツ

 「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日、都内のホテルで行われ、阪神はドラフト1位で創志学園・西純矢投手(18)の交渉権を獲得した。西勇輝投手(28)の遠縁にあたる最速154キロ右腕は「沢村賞」を目標に掲げ、“ダブル西”で優勝を目指す。阪神が1位から5人連続で高校生を指名したのは53年ぶり。

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 運命の赤い糸は、やはりタテジマにつながっていた。阪神1位指名が決まると、テレビ中継を見ていた西の表情が明るく輝く。会見で「一緒にプレーしたい選手は?」と聞かれると、真っ先に同姓右腕を挙げた。

 「西勇輝さん。遠い親戚ですし、技術的なこととか、いろいろお聞きできたらなと思います」

 西勇輝とは遠縁の間柄だ。「父方のひいおじいちゃんが8人兄弟で、そこでつながっていると聞きました」。小学6年時に親族が集まった際「親戚にプロ野球選手がいる」と聞かされ「びっくりした」と思い出す。

 それ以来、右腕は憧れの存在だ。「西さんはコントロールがいい投手。自分は制球が課題なので、聞いてみたい」。早くも“弟子入り”を志願した。

 「甲子園は特別な場所。また、甲子園で投げられる日が来ると思うとワクワクします」

 2年生エースとして出場した昨夏の甲子園。初戦・創成館戦で16奪三振で完封勝利した西だったが、次の試合で審判団から派手なガッツポーズを注意され、世間からも批判を浴びた。あれから2年、成長を遂げた剛腕は「自分が変わったところを見ていただきたい」と力を込める。そのあふれる闘争心は、プロの世界でこそ真価を発揮するはずだ。

 プロの世界で投げる姿を見てもらいたい人がいる。一昨年に病気で急死した父・雅和さん(享年45)だ。試合に応援に来ていた父は、その帰りに倒れ、間もなく亡くなった。命日は10月11日。幼いころから「プロ野球選手になりたい」と父に夢を語っていた息子は「指名していただいたことを父に報告したい」と静かに語った。

 佐々木や奥川らと並んで“高校ビッグ4”と呼ばれた最速154キロ右腕の目標は大きい。「沢村賞を取れるような投手になりたい」。“ダブル西”で虎投を支え、いつか日本球界のエースへ-。タテジマを身にまとい、夢を追いかける。

最終更新:10/18(金) 7:53
デイリースポーツ

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