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『マレフィセント2』愛される理由は「ユーモア」 アンジー&ライリーに聞く

10/18(金) 14:00配信

オリコン

 ウォルト・ディズニーの名作アニメーション『眠れる森の美女』に登場するヴィランを主人公に実写映画化した『マレフィセント』(2014年)のその後を描いた『マレフィセント2』が、きょう18日より劇場公開がはじまった。今月上旬には、マレフィセント役で主演するアンジェリーナ・ジョリーと、マレフィセントに仕えるカラスのディアヴァル役のサム・ライリーが来日。2人に、『マレフィセント』、そして『マレフィセント2』に散りばめられている「ユーモア」について聞いた。

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 前作で描かれたのは、お伽話やアニメーションで描かれなかったもう一つの真実。それは、純粋無垢だった妖精マレフィセントが経験した、悲しい過去にあった。マレフィセントを裏切り、大切な翼まで奪った男は、かわいさ余って憎さ百倍。その男に娘が誕生したことを知ったマレフィセントは、娘のオーロラに決して解けない呪いをかけてしまう。しかし、無垢なオーロラに慕われるようになったマレフィセントは自分の過ちを後悔して…。“王子様のキス”でも解けなかった呪いからオーロラが目覚めるまでの意外な顛末に、映画は大ヒットした。

 続編では、幸福な生活を取り戻し、成長したオーロラ姫(エル・ファニング)がフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)からのプロポーズを受け入れ、2人の盛大な結婚式が執り行われることに。しかしその婚礼には、マレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとする恐るべき罠が隠されていた…。

 本作は、「ガハハッ」と大声を出して笑うようなコメディーではない。むしろ、マレフィセントと、フィリップ王子の母イングリス王妃(ミシェル・ファイファー)が対面する晩餐会のシーンなど、その場にいたオーロラ姫役のエル・ファニングが「本当に怖かった」と述懐するほど緊張感があってシリアス。オーロラ姫をめぐる“義母”同士の対立は、大惨事を招くことにもなる。そんな中にも、登場人物たちの会話や仕草、表情などで、ところどころ“笑える”ところがあり、心が動かされる。

 アンジーも「マレフィセントの強さの一つは、彼女が持つ遊び心によるものではないかと思っている」と答えた。怖がらせるだけでなくて、相手の心をちょっと緩ませる遊び心もある、「だから彼女と対峙したとき、この人を負かすのは難しいと思ってしまうのではないか」とアンジーは言うのだ。

 マレフィセントの遊び心が最もさく裂するのは、ディアヴァルと一緒にいる時。いや画面上、一緒にいなくても、マレフィセントとディアヴァルの絆を感じて、幸せな気分になれる。

 ライリーは「僕は、続編に再登場できることが決まって、とてもうれしかった。それには2つ理由があって、1つはいままで出演した映画では死んでしまう役が多かったので、同じ役を再び演じるというのが、自分にとって初めてだったこと。2つ目は、ディアヴァルをさらに深めていくことができる喜びだ。

 実は、前作を撮影しながら、マレフィセントとディアヴァルには、脚本に書かれていること以上の関係値があるんじゃないか、例えば、長年連れ添ったカップルみたいな関係なんじゃないかと気づいていったんだが、あとの祭り。でも、続編が決まって、もう一度、演じられる。今度こそ、マレフィセントとディアヴァルの関係をもっと深いものにしようと思った。もっとユーモアを生かしていこうと、楽しみになった。ディアヴァルがマレフィセントにどうやって笑うかコーチしている場面は撮影していても楽しかったし、マレフィセントって本当にチャーミングだな、と思いました」。

 アンジーも「ある人が、こんなことを言ってました。“愛されることよりも、理解してくれること、知ってくれることが大切だ”と。クレイジーに思うかもしれないけれど、マレフィセントとディアヴァルは、完璧なペアだと思う。お互いをよく知っていて、お互いを受け入れあっている。だからこそ遊び心をもって、お互いの背中を押すことができる。心の底からの愛情と理解を持っている2人だと思います」。

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最終更新:10/20(日) 9:25
オリコン

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