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松岡広大&佐藤流司が "リスペクトしているところ"を恥じらいながら告白

10/18(金) 11:00配信

HOMINIS(ホミニス)

松岡広大と佐藤流司が、10月25日(金)より大阪・メルパルクホールで上演される2.5次元舞台『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~』に出演する。

【写真を見る】ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」への思いを語ってくれた2人

同作品は、岸本斉史による人気漫画「NARUTO-ナルト-」を原作とした舞台で、2017年5月~8月に上演されたものの再演。松岡がうずまきナルト、佐藤がうちはサスケを前作に引き続き演じるほか、新たなキャストを迎え、東京公演は11月8日(金)より東京・TOKYO DOME CITY HALLと11月15日(金)より東京・天王洲 銀河劇場にて行われる。

今回、松岡と佐藤にインタビューを行い、再演が決定した時の感想や再演に懸ける思い、注目してほしいポイントなどを聞いた。

――再演が決まった時の感想は?

松岡「前回の『~暁の調べ~』の時にいろんな方から好評をいただいていて、『また再演できたらいいね』という話をキャスト内でしていたので純粋にうれしかったです。また大変な日々が続くのですが、非常に達成感のある舞台なので『楽しみだな』という気持ちでいっぱいでした」

佐藤「この作品で描かれるサスケ・イタチ戦が原作の中でも1番好きなシーンなので、こうして改めてやらせていただけるということがすごく光栄です。また、前回の公演を振り返って見た時に改善の余地がたくさんあったので、それをもう1回ブラッシュアップした形でお見せできるというのが自分の中ですごくありがたいなと思っています」

――これまでのライブ・スペクタクル「NARUTO」作品の再演は1年後だった中、今回は2年ぶりとなりますが?

松岡「スパンが開いていたので『今年やるんだ!』『新作じゃなくて再演なんだ』と驚きもしましたが、『またキャストの皆さんやスタッフと皆さんと会えてうれしい』という気持ちが大きかったです」

佐藤「14、5歳のサスケを20歳の時から演じていて今回は24歳で演じるのですが、(キャラクターと自身の年齢が離れていくので)『やるなら早くしてくれ!』って(笑)」

松岡「この感じでいくと次は30歳だね(笑)。まずは再演ですけど、キャストは次作も期待しているぞと」

佐藤「そんな中で、何が感慨深かったかっていうと、広大と初めてお酒を飲みに行けたこと!最初に会った時は広大が16歳だったので」

――お酒の席でどんな会話をされたのですか?

松岡「流司くんから今回の舞台への抱負といいますか、意気込みなども聞くことができましたし、『僕も今回はそういう方向で行きたいです』という話をさせてもらいました」

佐藤「『今回は笑いなしでいこう!』って」

松岡「お互い芝居に対して妥協はしないタイプなのですが、『相手にも遠慮なく言いたいことは言い合って、研鑚を積んで行こう』という意味です!」

――今回の舞台でパワーアップしているところは?

松岡「17歳の時からナルトを演じさせてもらって、こんなに同じ役を一貫してやらせてもらえることなんてなかなかないので、演じるたびに役の理解度が深まっているんです。芝居もやりやすくなって深みも出てきたと思いますし、過去最高のシンクロ率のナルトをお見せできるんじゃないかなと思っています」

佐藤「この作品のサスケはずっと刀を主体に戦っていくのですが、ありがたいことにこの2年間で刀を扱う芝居が多かったので、前回と比べてアクションにより磨きをかけたものを見せられるんじゃないかなと思っています」

――稽古での個人的な課題などは?

松岡「再演だからパワーアップしたものを見せないといけないし同じものを見せるつもりもないので、芝居も歌もより磨きをかけたものをやらないといけない。そんな中で、課題としては"歌にもちゃんと芝居を乗せる"ということですね。吐息にも役の感情を乗せるのがとても難しいところでもありますので」

佐藤「前回の舞台の映像を見返した時に、『サスケにしては熱過ぎたな』『感情的になり過ぎたかもしれない』『逆に抑揚がなくなっているな』と感じた箇所が自分の中でけっこうあったので、もう少ししっかりと原作のサスケと自分をすり合わせていく作業が必要だなと」

――初演と再演ではどちらがプレッシャーが強いですか?

松岡「うーん...、僕は再演ですね。流司くんは?」

佐藤「再演だね」

松岡「やっぱりそうだよね。同じ内容をするので、役者の芝居が同じだと再演にした意味がないと思うんです。それは、僕らの(パワーアップできるという)可能性があると思ってもらえて実現することでもあると思いますので、やはり成長した姿を見せないといけない。また、当時は全力でやっているのですが、2年経った今振り返ってみると『もうちょっと(芝居の)足し算、引き算をした方がよかったかもな』と感じるところもあるので」

佐藤「初めて観るお客さんもいるとは思うのですが初演を観たお客さんももちろんいる訳で、そういったお客さんにとっては真新しさはないですし、ましてや原作物でもあるので話の展開も分かっている中で、『何度見ても面白いな』と思ってもらえるようにという思いはありますね」

――長きにわたって携わってきている同シリーズは、ご自身にとってどんな作品ですか?

松岡「初座長でこのシリーズをやらせていただいて自分の代表作でもありますし、自分の演じる役がタイトルにもなっていて。そういったいろいろなものを背負って立つ舞台なので、新しい演目になればなるほどより良いものにしなければならないという思いがあります。新しく参加してくださるキャストの方に居心地良く感じてもらいたいというのもありますので、ホームという感覚と同時にプレッシャーみたいなものも感じる他の現場では味わえない特別な思いのある場所です」

佐藤「サスケは今までで1番長く付き合っている役柄で、25年の人生で5分の1の時間を共生していて、芸歴で言えば俺の半分はサスケと言っても過言ではないんです。子供の頃から好きで憧れたキャラクターをこんなに長くやらせていただけるというのは本当にありがたいことですし、このカンパニーはホームというよりも自分の片割れみたいな感覚ですね」

――シリーズを通して共演者であり同志でもあるお2人だと思いますが、お互いに対する思いを教えて下さい。

松岡「久しぶりに会っても久々感はあんまりない存在。"離れていてもどこかつながっている"じゃないですけど、そんな関係ですね。17歳の時から馴れ合いではやってないですし、"背中合わせ"という言葉が僕の中ではしっくりきます。背中を預けられるというのはけっこうありますね」

佐藤「俺は "ずーっとデスクが隣の同僚"って感じです。そういえば、ずーっと一緒にいるなって」

松岡「気付いたらいる、みたいなね」

――お互いにリスペクトしているところは?

佐藤「1番気恥ずかしい質問...(苦笑)」

松岡「1作目の少年編の時から思っていることなのですが、声色だったり姿勢だったり、外面から非常に緻密に作って来るので、役への模倣に長けているなと。それに内面の芝居も加わるので、すごく計算高いなって。他の人よりも何個も頭が抜けてると思います」

佐藤「ナルトじゃないですけど、本当に努力家。ずっと頑張っているなという印象。できても満足しない姿勢があるから、はたから見ると『もうそれで100点だよ』と思うところも、まだ頑張るからすごいな、と」

松岡「臆病で自分に自信がないんですよね。板(舞台)の上では自信を持って演じていますけど、一旦離れると『これでいいのかな?』という不安がよぎったりもするので、それをなくすためにずっと稽古しているという感じなんです。僕は自分で才能が無いと思っているので、才能が無いなりにできることって努力しかないから。それが最低限やることで、最低限のことを最大限やるという」

――5年前と比べてお互い変わったと思うところは?

佐藤「言動とか人間性もすごく大人になりましたね。出会った頃はボコボコにしてやりたいくらいで...(笑)」

松岡「(爆笑)"ザ・クソガキ"みたいな感じだったと思う!」

佐藤「いやいや、それは冗談だけど(笑)。でも、本当に大人になったと思う」

松岡「僕は単純にしゃべりやすくなったというのはありますね。最初の頃はお互いナルトとサスケという大役を演じるということで、タスクが多過ぎて視野も狭まっていたと思うんですけど、板の上で演じることによってだんだんそれも変わってきましたし。そんな中で、関係性が変わった1番のきっかけは、(少年編の)再演の時に『もう"タメ語"でいいよ』って言ってくれた時かな。流司くんが認めてくれたというか、『もういいかな』って思ってくれたみたいで、それから急激に仲良くなって距離が縮まったんです。そうしたらお互いに芝居のことは話さないけど、どうすれば相手がやりやすいのかも分かるようになったし、相手が(自分の芝居に)順応してくれるし、自分も(相手の芝居に)順応できるようになりました」

佐藤「(『タメ語でいいよ』の発言は)胸を親指でトントンと叩きながら言ったよね」

松岡「いや、それだったら『クサッ!』って言っちゃうわ!」

佐藤「今回の再演はそういう芝居でいくから」

松岡「やめてもらっていい?1回(演出家に)怒られてしまえ!(笑)」

――最後にファンの方に向けてメッセージをお願いします!

佐藤「前回の舞台を見返したら『サスケの千鳥刀をむちゃくちゃ重そうに振っているな』という印象があったので、今回は体作りから頑張りますのでご期待ください!」

松岡「再演ということで僕らも決して妥協することなく、作品とキャラクターに慣れないよう作品とキャラクターに今一度愛を持ってしっかり演じていきたいと思っています。新キャストの方々も増えるのでそこも見どころだと思いますし、過去最高を目指してやっていきますので、劇場でお待ちしております!」

文=原田健 撮影=中川容邦

HOMINIS

最終更新:10/18(金) 11:00
HOMINIS(ホミニス)

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