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DeNA・森敬斗、ドラフト1位指名を導いた類い稀な資質とは? 桐蔭学園で見せた野球への“姿勢”

10/18(金) 12:16配信

REAL SPORTS

今年のプロ野球ドラフト会議も、数多くのドラマを生んだ。佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、森下暢仁(明治大)といった投手に大きな注目が集まった中、横浜DeNAベイスターズは桐蔭学園で主将を務めた遊撃手を1位に指名した。球団に単独指名を決意させた、森敬斗が持つ類い稀な資質とは何だったのだろうか――?

ドラフト1時間前に単独指名を決意した

第1巡選択希望選手、横浜DeNA、森敬斗――。

ドラフト会場にこのアナウンスが響いた瞬間、正直言って驚いた。

もちろん、高校ナンバーワン遊撃手の呼び声高い森敬斗(桐蔭学園)の評価が高いのは知っていた。

それでも、DeNAによる単独1位指名が意外だったのは、森の指名順位を2位、もしくは3位と想定していたからだ。

今年のドラフト候補には、森以外にも武岡龍世(八戸学院光星/ヤクルト6位)、韮澤雄也(花咲徳栄/広島4位)、遠藤成(東海大相模/阪神4位)、紅林弘太郎(駿河総合/オリックス2位)、上野響平(京都国際/日本ハム3位)といった有望な高校生遊撃手が複数いた。

佐々木朗希(大船渡/ロッテ1位)、奥川恭伸(星稜/ヤクルト1位)、森下暢仁(明治大/広島1位)といった投手が目玉といわれていただけに、他球団が1位で森を指名する可能性は低い。2位以下で指名できる可能性も十分あるうえ、万が一他球団にさらわれても別の遊撃手を指名すれば傷は最小限で済む。

それでもDeNAは「会議1時間前に決めた」という森の単独指名を敢行し、見事一本釣りに成功した。

セ・リーグ2位のDeNAは、ウェーバー順でいうと12球団中9番目。1位で投手を獲得できたとしても、外れ1位もしくはウェーバーとなる2位指名で森を他球団に指名される可能性は確かにあった。

ドラフトにおける「1位指名」は、他球団の動向や指名選手に左右されず、「一番欲しい選手」を指名できる唯一の機会だ。

DeNAはその1枠を、森に使った。

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最終更新:10/18(金) 13:02
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